冬の掃除がつらい人へ〜“短時間×小エリア”で一気に片付くラク掃除メソッド

60代からの暮らし

冬の掃除は、気持ちのハードルが上がる季節です。
「寒くて動きたくない」「水が冷たくて手がかじかむ」——そんな理由で、ついつい後回しになってしまう人も多いのではないでしょうか。

それでも年末が近づくと、「そろそろ掃除を始めなきゃ」と焦る気持ちが出てきます。ですが、寒い中で一気に大掃除をするのは体にも心にも負担が大きいもの。そこでおすすめなのが、“短時間×小エリア”に分けて掃除をする方法です。

たとえば「今日は10分だけキッチンの引き出し」「明日は洗面台の鏡だけ」。
このように少しずつ進めていくと、気づけば家全体がスッキリ。
「無理をしない掃除」が、冬を快適に過ごすコツなのです。

 

冬の掃除がつらくなる理由を知る

冬は寒さで体がこわばり、思うように動けなくなります。
血行が悪くなることで肩や腰に負担がかかり、長時間の掃除は疲労の原因にもなります。
さらに水仕事は手が冷たくなりやすく、「やる気」が奪われやすい季節。

だからこそ、「完璧を目指さない」ことが大切です。
短時間で終わる掃除を積み重ねることで、体への負担を減らし、気持ちにも余裕が生まれます。
1日1か所でも「できた!」という達成感が積み重なれば、掃除が楽しい習慣に変わっていきます。

 

「短時間×小エリア」掃除の基本ルール

① 1日10〜15分だけと決める
時間を区切ると「あと少しだから頑張ろう」と気持ちが続きやすくなります。
タイマーを使って“時間で区切る掃除”をすると、集中力が上がり、短時間でも驚くほど進みます。

② 1か所だけに集中する
「今日はキッチンの引き出し1段だけ」「テレビ裏のほこり取りだけ」など、範囲を狭くするのがコツ。
小さな達成感を積み重ねることで、「次はここもやろう」という気持ちが自然にわきます。

③ 気温が上がる昼前〜午後に行う
午前中の冷え込みが落ち着いた時間帯は、動きやすく掃除に最適。
窓ふきや水仕事も、昼間なら寒さのストレスを軽減できます。

④ 完璧を求めず“7割きれい”でOK
完璧を目指すと疲れます。
「今日はここまでできた」と区切りをつけることが、長く続けるコツです。

 

エリア別おすすめ掃除リスト

【キッチン】
・調味料棚や冷蔵庫のポケットを拭く
・シンク下のストックを整理
・コンロまわりをサッと拭くだけでも効果的

【リビング】
・テレビ裏や照明のほこりを取る
・窓の桟を掃除して冬の日差しをきれいに通す
・カーペット下の掃除機かけもおすすめ

【洗面所・お風呂】
・鏡の水垢取りは重曹やクエン酸で
・排水口をブラシでサッと掃除
・古いタオルを掃除用に再利用

【玄関】
・靴箱の中を見直し、履かない靴を処分
・ドアノブや表札を拭いて清潔に
・マットを洗うと空気まですっきり

【寝室】
・ベッド下やサイドテーブルのほこり取り
・照明のホコリを落とす
・引き出しの中の小物を整理

💡コツ:
終わったエリアには付箋を貼って「達成リスト」にすると、やる気が続きます。
見える化はモチベーションアップの秘訣です。

 

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続けるための小さな工夫

掃除グッズをすぐ手に取れる場所に置く
使い捨てクロスや小型ほうきなど、「気づいたときにサッと使える」仕組みを作ると続けやすいです。

掃除の前に音楽をかける
好きな曲をBGMにするだけで、掃除の時間がリラックスタイムに変わります。

掃除後の“ごほうび”を決める
「終わったら温かいお茶を飲む」「好きな番組を観る」など、小さなごほうびで習慣化。

冷たい水を避ける工夫
掃除用手袋やぬるま湯を使えば、冬でも快適に作業できます。

 

冬掃除がもたらす“心の整い効果”

掃除をすると、部屋だけでなく心も整います。
目に入る景色がスッキリすると、気持ちも軽くなり、気分転換にもなります。

体を少し動かすことで血行が良くなり、冬の運動不足の解消にも。
また、年末に一気に掃除する必要がなくなるので、心にも余裕が生まれます。

「掃除=大仕事」ではなく、「暮らしを整えるリズム」と考えると、気負いが消えます。
やればやるほど部屋も心も温まり、冬の日々が穏やかに感じられるようになるでしょう。

 

 

小さな積み重ねが“年末を軽くする”

短時間でできる掃除でも、毎日続ければ大きな変化になります。
1か所でも片づくと、その達成感が心の支えになります。

無理をせずできる範囲で

少しずつ

「できた」を積み重ねる

この3つを意識するだけで、掃除はぐんと楽になります。
“短時間×小エリア”の習慣で、寒い冬を軽やかに、そして年末を穏やかに迎えましょう。

 

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