日が暮れるのが早くなり、夜の時間が少しずつ長く感じられるようになりました。
昔から「秋の夜長」と呼ばれるこの季節。外は涼しい風が心地よく、家の中でゆったりと過ごす時間が自然と増えていきます。
若い頃は「夜はテレビを見て過ごす」ことが多かった私ですが、60代を迎えてからは「夜の時間こそ、自分を大切にするためのひととき」と思うようになりました。特に秋は、静かで落ち着いた雰囲気があり、趣味に没頭するのにぴったりです。
今回は、私自身が楽しんでいるものや周囲の方々から教えてもらった「秋の夜長におすすめの趣味」をいくつかご紹介します。
読書で心の旅をする
秋といえば「読書の秋」。静かな夜に本を開くと、現実の喧騒から離れて物語の世界へ旅立てます。
読書の楽しみ方
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小説で心を動かす
人生の節目を描いた小説や、旅をテーマにした本は、秋のしんとした夜にぴったり。 -
エッセイで共感を得る
著者の日常の一コマや人生観に触れることで、自分の暮らしを見つめ直すきっかけになります。 -
実用書で学び直す
歴史や健康、趣味の本など、「知識を得る喜び」を味わうのも秋の夜長ならでは。
温かいお茶を片手に、本をめくる時間は心を豊かにしてくれます。
手芸で「作る喜び」を感じる
秋の夜長におすすめしたいのが「手芸」。集中して針や糸を扱っていると、心が落ち着き、無心になれるのが魅力です。
手芸の魅力
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手を動かすことで頭がリフレッシュする
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完成したときの達成感が大きい
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贈り物としても喜ばれる
編み物でマフラーを作る。刺繍で小さなハンカチを飾る。時間をかけて少しずつ形になる過程が、秋の夜長をより深いものにしてくれます。
音楽で心を癒す
静かな夜、好きな音楽を流すだけで、部屋の雰囲気は一変します。
おすすめの音楽の楽しみ方
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クラシックで心を落ち着ける
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ジャズで大人の夜を演出
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懐かしい歌謡曲やフォークソングを聴いて、若い頃を思い出す
イヤホンでじっくり聴くのも良いですが、スピーカーで部屋いっぱいに音を広げると贅沢な気持ちになります。
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書くことで自分と向き合う
夜の静けさは、心の声を聞く時間にもなります。日記やエッセイを書くと、自分の気持ちを整理でき、ストレス解消にもつながります。
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今日の出来事を簡単に書く
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季節の変化を感じたことを残す
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感謝したいことを数えてみる
書くことで「こんなことを考えていたんだ」と改めて気づく瞬間もあり、心がスッと軽くなります。
料理やお菓子作りで季節を味わう
秋は食材が豊富。夜の時間を使って、少し手の込んだ料理やお菓子作りに挑戦するのも楽しいものです。
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りんごのコンポートを煮て、ヨーグルトに添える
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かぼちゃを使ったスープやプリンを作る
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栗ご飯やさつまいもご飯で秋の味覚を楽しむ
出来上がったものを家族と分け合うことで、幸せも倍になります。
健康づくりにつながる趣味も
趣味は心だけでなく、体の健康にもつながります。
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ヨガやストレッチ:夜のリラックスタイムに取り入れると睡眠の質が向上
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写経や塗り絵:集中することで心を整え、ストレスを減らす
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園芸や観葉植物の手入れ:日中に準備して夜に振り返るのも楽しみ
健康を意識しながら楽しめる趣味は、60代以降にとって心強い味方です。
まとめ
「秋の夜長を楽しむ趣味」として、
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読書で心を豊かに
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手芸で「作る喜び」を実感
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音楽で気持ちをリフレッシュ
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日記やエッセイで自分と向き合う
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料理やお菓子作りで季節を味わう
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健康づくりにつながる習慣も
こうした過ごし方は、特別な準備や大きな出費がなくても取り入れられます。むしろ、日々の暮らしの中にこそ本当の贅沢があるのかもしれません。
秋の夜は長く、静かで、自分の時間を楽しむ絶好のチャンス。ぜひこの季節ならではの趣味を見つけて、心も体も豊かに過ごしてみてください。
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