60歳を迎え、人生の折り返し地点を過ぎた今、これまでの習慣を振り返って、何を手放すべきかを考えるのはとても大切です。若い頃には気づかなかったことが、年を重ねるごとに見えてくるようになり、不要な習慣や思い込みを手放すことで、より豊かな生活が待っていることに気づくことも多いでしょう。
今回は、私自身が60代に入ってからやめて良かったと感じる習慣を7つご紹介します。
1. 無理なダイエット
20代や30代の頃、体型を気にして無理なダイエットを繰り返していましたが、60代になるとその必要性はほとんどなくなりました。健康でいられることが何より大事だと感じ、体重に一喜一憂するのではなく、バランスの良い食事と適度な運動を心がけるようにしています。無理に体型を維持しようとすると、逆にストレスになり、健康を害することもあります。今は、栄養をしっかり摂り、心身の健康を優先する生活を送っています。
2. 過度なメイク
若い頃はメイクに時間をかけるのが当たり前でしたが、60代に入ってからは、肌の健康を第一に考えるようになりました。特に、厚塗りのファンデーションや重たいアイメイクは肌に負担をかけるだけでなく、自然な美しさを隠してしまいます。シンプルでナチュラルなメイクに切り替え、肌のケアに力を入れることで、結果的に肌の調子が良くなり、自信を持って過ごせるようになりました。
3. 過度なスケジュール管理
若い頃は、仕事や家庭、友人との約束など、ぎっしり詰まったスケジュールで忙しく過ごしていましたが、60代になってからは、ゆっくりとした時間を大切にするようになりました。スケジュールに追われる生活は、心に余裕をなくし、ストレスを生む原因です。今は、無理な予定を立てず、自分のペースで過ごすことを意識しています。これにより、心身ともにリラックスでき、充実した日々を送れるようになりました。
4. 完璧主義
若い頃は、何事も完璧にこなさなければならないという強迫観念にとらわれていましたが、60代になってからは、「完璧であることは必要ない」と気づきました。家庭でも、仕事でも、自分ができる範囲でベストを尽くせばそれで十分です。失敗やミスを恐れることなく、楽しむことを優先するようになりました。完璧を求めなくなったことで、心が軽くなり、人間関係も円滑になりました。
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5. 無駄な人間関係
若い頃は、広く浅い人間関係を持つことが重要だと思っていましたが、60代になってからは、質の高い人間関係に重点を置くようになりました。無理に人付き合いをすることは、エネルギーの浪費であり、自分にとって本当に大切な人と過ごす時間が減る原因でもあります。今は、心から信頼できる友人や家族との時間を大切にし、無理な付き合いはしないようにしています。これにより、人間関係のストレスが減り、より深い絆を築くことができました。
6. 若作りへの執着
若さを保とうとすることは悪いことではありませんが、過度に若作りを意識しすぎると、自分らしさを失ってしまうこともあります。60代に入ってからは、自分の年齢に合ったスタイルや生き方を大切にするようになりました。外見ばかりにとらわれるのではなく、内面的な充実感や幸福感を重視することで、自然と外見にもその魅力が現れるようになったと感じます。
7. 常に他人の目を気にすること
若い頃は、他人からどう見られているかを気にしすぎて、行動や言動に制約をかけていました。しかし、60代に入ってからは、「自分らしく生きること」が最も大切だと実感しています。他人の期待や評価に左右されるのではなく、自分が心から納得できる選択をすることが、充実した人生を送るための鍵です。他人の目を気にしなくなったことで、より自由に、より自分らしく生きられるようになりました。
60代は、新たな発見と成長の時期でもあります。これまでの人生で積み重ねてきた習慣の中には、もう手放してもいいものがたくさんあることに気づきました。無理なダイエットや過度なメイク、忙しすぎるスケジュール管理、完璧主義、無駄な人間関係、若作りへの執着、他人の目を気にすることなど、これらをやめたことで、より心地よく、充実した生活を送れるようになったのです。
60歳を過ぎても、人生にはまだまだたくさんの可能性があります。手放すことで得られる自由と余裕を大切に、これからの人生を楽しんでいきましょう。
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