60歳を迎えると、人生の新たなステージに入ります。これまで家族や仕事のために頑張ってきた人も多いでしょう。しかし、これからはもっと自分らしく、心地よく生きることを大切にしたいものです。
そのためには、不要なものやストレスの原因となる考え方を思い切って手放し、心を軽くすることが大切。そこで今回は、60歳から割り切って手放したい7つのことをご紹介します。無駄なストレスを減らし、これからの人生をより楽しく過ごすヒントになれば幸いです。
「こうあるべき」という思い込みを手放す
「60歳になったら落ち着いた服を着るべき」「老後は孫の面倒を見るのが当たり前」「年齢にふさわしい行動をしなければ」…このような「べき思考」に縛られていませんか?
しかし、60代は新しいことに挑戦する自由な時期でもあります。 これまでの「常識」や「世間の目」を気にしすぎず、自分の気持ちを大切にすることが何より重要です。
例えば…
⚫︎ 好きな服を着る(「年相応」にとらわれず、おしゃれを楽しむ)
⚫︎ 自分の時間を優先する(孫の世話より、自分の趣味を楽しんでもOK)
⚫︎ やりたかったことに挑戦する(旅行、習い事、スポーツなど)
「◯◯すべき」と考えるのではなく、「自分がどうしたいか」を基準に生きることで、日々がもっと楽しくなります。
「人からどう見られるか」を気にしすぎることを手放す
「周りの目が気になる」「変に思われないようにしなきゃ」…そんなふうに人の評価を気にしすぎていませんか?
もちろん、社会の中で生きている以上、最低限のマナーや気配りは必要です。しかし、60歳からは「どう見られるか」より「自分がどう生きたいか」を大切にするべきです。
手放すポイント
⚫︎ SNSの「いいね」の数にこだわらない(他人の評価より、自分が楽しいかどうかが大切)
⚫︎ 「人にどう思われるか」ではなく「自分が心地よいか」を基準にする
⚫︎ 他人と比べない(「あの人はこんな暮らしをしているのに…」と悩むのは無意味)
「周りがどう思うか」ではなく、「自分が納得できる生き方」を選ぶことで、心が軽くなります。
使わないモノや思い出の品を手放す
家の中に、使わない食器や服、昔の思い出の品がたくさん眠っていませんか?
「いつか使うかも…」と思って取っておいても、結局使わないことがほとんど。むしろ、物が多すぎることでストレスになっている可能性もあります。
片付けのコツ
⚫︎ 「過去の自分」ではなく「今の自分」に必要なものを残す
⚫︎ 1年以上使っていないものは手放す(使う機会がないなら不要)
⚫︎ 思い出の品は写真に残し、実物は整理する
例えば、昔よく着ていたけれど今は着なくなった服、大量の食器や家具などは、思い切って手放すことで部屋も心もスッキリします。
また、アルバムや記念品など「捨てづらい思い出の品」は、写真に撮ってデータとして残すのもおすすめです。実物を手放すことで、よりシンプルな暮らしができます。
無理な付き合いを手放す
「昔からの知り合いだから」「断ると悪いから」と、義務感だけで続けている人間関係はありませんか?
もちろん、親しい友人や家族との関係は大切ですが、無理に気を使う必要がある人間関係は、60歳を機に整理してもよいのです。
手放すポイント
⚫︎ 付き合いが義務になっている関係は、少しずつ距離を置く
⚫︎ 「本当に会いたい人」との時間を優先する
⚫︎ 会いたくない誘いは無理せず断る(「忙しいから」「家でゆっくりしたい」など)
無理に合わせる人間関係を続けると、気疲れが増え、ストレスの原因になります。逆に、気楽に話せる人との時間が増えると、人生がもっと楽しくなります。
例えば、近所の集まりやママ友グループ、職場のOB会など、「気を使うだけで楽しくない」と感じるものは思い切ってフェードアウトしても大丈夫。
一方で、本当に気の合う人とは、これからも大切に付き合うことが大事です。自分が心からリラックスできる関係を選びましょう。
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過去の後悔や失敗を手放す
60歳を迎えると、これまでの人生を振り返る機会が増えます。しかし、その中で「もっとこうしていればよかった」「あのとき違う選択をしていれば…」と後悔することもあるでしょう。
でも、過去は変えられません。 過去の失敗を何度も思い返しても、今の自分を苦しめるだけです。大切なのは、その経験をどう生かすかということ。
後悔を手放すコツ
⚫︎ 「あのときは最善を尽くした」と受け入れる(当時の自分なりに一生懸命だったはず)
⚫︎ 失敗から学び、今後の人生に生かす(過去の経験があるからこそ、今の自分がいる)
⚫︎ 考えても仕方ないことは意識的に手放す(「考えない」と決めるだけでも楽になる)
例えば、「もっと貯金しておけばよかった」「あの仕事を辞めなければよかった」など、過去を悔やんでも現実は変わりません。それよりも、「これからどうするか?」を考えることが大切です。
過去を手放し、今この瞬間を大切に生きることが、より充実した60代につながります。
健康をないがしろにする習慣を手放す
若いころは多少無理をしても体が回復していましたが、60歳を過ぎると健康管理がますます重要になります。
60歳から手放したい生活習慣
⚫︎ 夜更かしや不規則な生活(睡眠不足は疲れやすさや老化の原因に)
⚫︎ バランスの悪い食生活(塩分や糖分のとりすぎ、偏った食事を見直す)
⚫︎ 運動不足(筋力低下を防ぐために、適度な運動を習慣に)
例えば、「もう年だから」と運動を諦めたり、「好きなものを食べていればいい」と栄養バランスを気にしなくなったりするのは、健康を損なう原因になります。
でも、いきなり生活をガラッと変えるのは難しいですよね。大切なのは無理のない範囲でできることを続けること。
今からできる健康習慣
⚫︎ 夜はスマホを控えて、リラックスした状態で眠る
⚫︎ 野菜やたんぱく質を意識してとる(食事のバランスを整える)
⚫︎ 1日10分でもいいので体を動かす(散歩やストレッチでもOK)
「健康を手放さないこと」が、これからの人生を元気に楽しむ秘訣です。
「もう遅い」という気持ちを手放す
「60歳を過ぎたから、もう新しいことは無理」「今さら始めても遅い」…そんなふうに思っていませんか?
でも、人生は60歳からが本番です! 今からでも、新しいことに挑戦することで、ワクワクする人生を送ることができます。
「もう遅い」と思いがちなこと
⚫︎ 新しい趣味や習い事を始める(楽器、語学、アート、スポーツなど)
⚫︎ 旅行や新しい場所へ行く(「若いころ行けなかった場所」に挑戦!)
⚫︎ 友人やコミュニティを広げる(オンラインや地域の集まりを活用)
例えば、「今さら英会話なんて覚えられない」「運動を始めても意味がない」と思うかもしれません。でも、始めたら意外と楽しい!ということも多いものです。
また、「60歳を超えてから夢を叶えた人」もたくさんいます。何かに挑戦することで、人生にハリが出て、心も若々しくいられます。
「もう遅い」を手放すために
⚫︎ 「やってみたい」と思ったら、まずは試してみる(完璧じゃなくてOK)
⚫︎ 失敗を恐れず、楽しむ気持ちを大切に
⚫︎ 「何歳からでもできる」と自分に言い聞かせる
60代は、新しい自分を発見できるチャンスです。「もう遅い」と思わず、自分がワクワクすることに挑戦してみましょう!
まとめ:手放すことで、もっと自由に生きよう!
60歳を迎えた今だからこそ、不要なものや考え方を手放し、自分らしく自由に生きることが大切です。
✅ 過去の後悔を手放し、「これからどうするか」に意識を向ける
✅ 健康をないがしろにせず、無理なく続けられる習慣を取り入れる
✅ 「もう遅い」という考えをやめて、新しいことに挑戦する
✅ 「こうあるべき」という思い込みを捨てる
✅ 他人の目を気にしすぎず、自分の気持ちを優先する
✅ 使わないモノを整理し、快適な空間を作る
✅ 無理な人間関係を手放し、本当に大切な人との時間を大切にする
60代は、人生をもっと楽しむための大切な時期です。手放すこと」は「失うこと」ではなく、「より良い人生を選ぶこと」。今の自分にとって本当に大切なものだけを残し、心穏やかに過ごしていきましょう。
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不要なものを手放せば、心に余裕が生まれ、より自由で楽しい60代を過ごせます。自分らしく生きるために、今からできることを始めてみませんか?
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