60歳女性が今日からできる電気代節約の工夫

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電気代は毎月の固定費の中でも、大きな割合を占めるもののひとつです。60歳を過ぎると、「節約したいけれど、無理はしたくない」「快適な暮らしを維持しながら節約したい」と考える方も多いでしょう。

電気代を節約するポイントは、「不便を我慢する」のではなく、「使い方を見直す」こと です。今回は、今日からすぐに実践できる簡単な電気代節約の工夫 をご紹介します!

エアコンの使い方を見直して節約

エアコンは家庭の電気代の中でも大きな割合を占める家電です。特に夏や冬の電気代が高くなる原因は、エアコンの使い方にあります。 ちょっとした工夫で、快適さを保ちつつ大幅に節約できます。

設定温度を1℃調整するだけで節約に!

冷房は28℃、暖房は20℃を目安に設定
設定温度を1℃変えるだけで、電気代が約10%削減!
体感温度を調整するために、扇風機やサーキュレーターを併用する
また、短時間(30分以内)の外出ならエアコンをつけたままのほうが節約 になります。逆に、長時間使わないときは、こまめに消すと効果的です。

フィルター掃除をこまめにする

2週間に1回フィルターを掃除するだけで、消費電力が約10%削減!
フィルターが目詰まりすると冷暖房の効率が落ちるため、無駄な電気を使う
さらに、エアコンの風向きを調整するだけでも効果的です。冷房時は「水平」または「やや上向き」、暖房時は「下向き」に設定 すると、効率よく部屋全体が快適になります。

 

照明を効率よく使って節電

照明の電気代は意外と高く、工夫次第で大きく節約ができます。

LED電球に交換する

白熱電球に比べて、電気代が約80%カット!
LED電球は寿命が長く、交換の手間も減る
すべての電球をLEDに替えるだけで、年間5,000円以上の節約になることも

こまめに消す習慣をつける

使わない部屋の照明はこまめに消す
リビングにいるときは、必要な部分だけ点灯する
「センサー付き照明」に変えると、自動で消えて節約に!
また、「明るさを調整できる照明」 を使うと、必要以上の電気を使わずに済みます。

 

冷蔵庫の電気代を減らす工夫

冷蔵庫は24時間365日稼働しているため、少しの工夫で年間の電気代を大きくカットできます。

設定温度を見直す

冬場は「弱」に設定すると約10~20%節電
夏場は「中」でも十分冷えることが多い
冷蔵庫の温度設定を季節に合わせて調整するだけで、大幅な節電につながります。

冷蔵庫の詰めすぎに注意!

冷気の流れを妨げると、冷却効率が悪くなる
「7割収納」を目安にすると、電気代を抑えられる
逆に冷凍庫はできるだけ詰めると節電効果がある ため、空いたスペースにはペットボトルの水を入れておくと◎!

また、開閉の回数を減らすことも重要 です。必要なものをまとめて取り出す習慣をつけるだけで、ムダな電気を使わずに済みます。

さらに、冷蔵庫の設置場所にも注意が必要です。

壁との距離を5cm以上あけて、放熱スペースを確保する
直射日光が当たらない場所に置く
上に物を置かない(放熱の妨げになる)
冷蔵庫の設置環境を見直すだけで、最大20%ほどの節電効果 が期待できます。

 

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待機電力を減らすだけで年間1万円以上の節約に!

「使っていないのに電気代がかかる」ことがあるのをご存知ですか? 実は、家庭の電気代の約5~10%は「待機電力」 です。テレビや電子レンジ、電気ポットなどは、使っていなくても電源プラグが差し込まれているだけで電力を消費しています。

これを見直すだけで、年間1万円以上の電気代節約につながることも!

待機電力を減らす方法

使わない家電のコンセントを抜く(特に寝る前&外出時)
電源タップを活用し、一括で電源オフできるようにする
特にテレビ、電子レンジ、ウォーターサーバーは待機電力が大きいので要注意!
例えば、テレビの主電源を切るだけで、年間約1,000円の節約 になります。電子レンジやオーディオ機器も同様で、待機電力をカットするだけで大きな節約効果があります。

また、スマートプラグを活用すると、スマホで簡単に電源をON/OFFできるので便利! 特に寝る前や長期間使わない家電の管理におすすめです。

 

洗濯機・炊飯器の使い方を工夫して節約

洗濯機や炊飯器は、日常生活に欠かせない家電ですが、使い方を少し工夫するだけで電気代を抑えることができます。

洗濯機の節電ポイント

「まとめ洗い」を意識し、少量で回さない(1回の洗濯で使用する電力を効率よく使う)
お風呂の残り湯を使い、水道代+電気代をカット
脱水時間を短縮し、自然乾燥を増やす(乾燥機を使わずに済む)
洗濯機は1回あたり約0.5~1.5円の電気代がかかりますが、まとめ洗いにすると洗濯回数が減り、年間で約2,000円以上の節約 につながります。

また、洗濯機の「お急ぎモード」や「節電モード」を活用すると、通常よりも電気代を抑えられます。

 炊飯器の電気代を減らす方法

「保温」を長時間使わない(3時間以上なら再加熱の方が節約に!)
まとめ炊きをして、冷凍保存を活用する(炊飯回数を減らすだけで節電効果◎)
タイマー機能を使い、必要な時間に炊き上げる(余計な電力を使わない)
例えば、炊飯器の保温時間を減らすだけで、年間約2,000円の節約 になります。冷凍ご飯をレンジで温める方が、長時間の保温よりも電気代が抑えられるため、上手に使い分けるのがおすすめです。

 

ちょっとした習慣の見直しで、家計の負担を減らしながら、快適な節電生活を続けていきましょう!

 

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