こんにちは。
60代を迎えてからというもの、「これから先のお金、大丈夫かしら…?」と、ふとしたときに不安になること、ありませんか?
年金生活に入る方も増え、収入が減る一方で、物価は上がるばかり。老後の暮らしを穏やかに、そして安心して送るには、“今あるお金をどう守るか”がとても大切です。
今回は、難しい専門知識なしで実践できる、「60代女性のためのやさしい資産の守り方」をご紹介します。
無理に増やそうとしない「守るお金」の意識を
60代になると、若い頃のように「リスクを取ってでも増やす」投資はあまり現実的ではありません。特に最近は、「投資すれば年金代わりになる」「今がチャンスです!」などと、シニアをターゲットにしたうまい話も多く出回っています。
でも、“お金を減らさない”ことこそ、これからの時代で一番大切な資産管理です。
・元本保証がある金融商品(定期預金や個人向け国債)
・生活費の半年〜1年分を現金で手元に残しておく
・「よくわからないもの」には手を出さない勇気
これだけでも、資産を守る力はぐんと高まります。無理に増やそうとしなくても、「今あるお金を安心して持ち続ける」だけで充分なのです。
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預金の分け方にもひと工夫を
ひとつの口座に全額入れていると、気づかないうちに使い過ぎてしまうことも。そんな時は「お金に名前をつける」イメージで分けてみましょう。
3つの口座に分けてみると…
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【生活費口座】:毎月の食費・光熱費・日用品など
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【緊急用口座】:医療費、冠婚葬祭、突然の出費に備えて
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【楽しみ用口座】:旅行、趣味、習い事など“ワクワクのため”
このように用途ごとに分けると、「これは使っていいお金」「これは残しておくお金」と見える化できます。
お金の流れがわかりやすくなることで、無駄遣いも減って、気持ちにも余裕が出てきますよ。
少額でもOK!“楽しみながら貯める”習慣を
「節約はガマン」「貯金はつらい」そんなイメージを持っていませんか?
60代からは、もっと気軽に、楽しみながらお金と付き合うことが大切です。
ゲーム感覚でできる節約アイデア
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500円玉貯金
→ 財布にあったら専用の箱へ!1年で数万円になることも。 -
つもり貯金
→ 外食を我慢した日は「1,000円浮いたつもり」で貯金。 -
フリマアプリで不用品をお金に
→ 眠っている服や雑貨が、ちょっとした臨時収入に!
こうした“楽しみながら”の習慣は、長く続けられるのが魅力。
完璧を求めず、ちょっとずつ。気がつけば貯金も気持ちもふっくらしてきますよ。
安心は「今からできること」から
お金の不安を完全になくすのは難しいかもしれません。
でも、「ちょっと見直してみよう」「少しずつ整えてみよう」と行動に移すことで、心がずっと軽くなるものです。
60代は、新しい生活のスタートでもあります。
自分のペースで、“お金との付き合い方”を見直してみませんか?

あなたの毎日が、安心と笑顔に満ちたものになりますように。
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