■ 60代から気をつけたい「詐欺」の危険
最近、60代以上の方を狙った詐欺がますます巧妙になっています。
電話、ハガキ、メール、LINE、インターネット…
「まさか自分が」と思っていた人が被害に遭うケースも少なくありません。
被害に遭わないために一番大切なのは、
「自分は大丈夫」と思い込まずに、日頃から少しだけ意識して備えること。
今日は、絶対に詐欺に遭わないために、私自身も気をつけている普段からできる5つの心がけをご紹介します。
■ 1. 知らない番号・メールには絶対に反応しない
まず基本中の基本。
知らない番号からの電話、心当たりのないメールやLINEは、「無視」が鉄則です。
⚫︎ 電話は出ない、折り返さない
⚫︎ メールは開かない、リンクはクリックしない
⚫︎ 不安になっても、すぐに相手に連絡しない
「無視する勇気」が、自分を守ります。
■ 2. 「急いで」「今すぐ」は詐欺だと疑う
詐欺師は、「急いでください」「今日中に手続きしないと大変なことになります」と、
焦らせて正常な判断を奪おうとします。
「あなたのカードが不正使用されています!」
「今すぐ振り込んでください!」
そんな言葉が出たら、一度深呼吸して、誰かに相談すること。
本当に大事な連絡なら、そんなに急かしてくるはずがありません。
■ 3. 個人情報は「絶対に答えない」をルールにする
名前
住所
生年月日
銀行口座番号
クレジットカード情報
これらを電話やメールで聞かれたら、100%詐欺を疑ってください。
たとえ相手が「銀行です」「警察です」と名乗っても、本当に本人かどうかはわかりません。
「本人確認です」と言われても、絶対に答えない勇気を持ちましょう。
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■ 4. 「お金の話」は誰かに相談してから決める
大きなお金が絡む話は、必ず第三者に相談してから動きましょう。
⚫︎ 子供や兄弟に電話する
⚫︎ 地域の消費生活センターに相談する
⚫︎ 警察の「#9110(全国共通の相談窓口)」に電話する
「ちょっとでも不安に感じたら、すぐ誰かに相談する」
この習慣が、詐欺を未然に防いでくれます。
■ 5. 常に「自分は狙われているかもしれない」と意識する
悲しいことですが、60代以上の女性は、詐欺師にとって「狙いやすいターゲット」と見られがちです。
「優しそう」
「警戒心が薄い」
「お金を持っていそう」
そんなふうに思われているかもしれない、という**“少しの警戒心”**を持つだけで、詐欺を遠ざけることができます。
「私は大丈夫」と思わず、「私も狙われるかもしれない」と思っておきましょう。
■ まとめ:「用心深さは、自分への愛情」
詐欺は一度でも引っかかると、
金銭的な損失だけでなく、
「なぜ自分が…」という心のダメージも大きくなります。
でも、日頃から少しだけ意識を変えるだけで、
そのリスクはぐんと減らすことができます。
✅ 知らない連絡は無視
✅ 急がされても一呼吸
✅ 情報は答えない
✅ 相談してから動く
✅ 自分も狙われるかも、と心得る
この5つを覚えておけば、あなた自身を守る強い味方になります。

これからの人生を、もっと安心して、もっと楽しく過ごしていくために。
用心深さは、あなた自身への最高のプレゼントです。
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