こんにちは。
60歳を過ぎてからというもの、何かと体が言うことをきいてくれなくなったなぁ…と感じることが増えました。
朝起きても疲れが取れていなかったり、少し動いただけで息が切れたり。
病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調。
そういう日が、少しずつ増えてきたように思います。
でも、私は「元気に年を重ねたい」という思いをずっと持っています。
ただ、そのためにジムに通ったり、ストイックな健康法を続けるのはちょっとハードルが高い…。
だからこそ、“ちょこっと養生”という、自分に合ったやさしいセルフケアを習慣にするようになりました。
「ちょっとやってみよう」
「できない日は無理しない」
そんな“ゆるさ”を大切にしながら、毎日を元気に保つための私の習慣をご紹介します。
養生って何?「がんばらない健康法」
「養生(ようじょう)」という言葉、最近よく耳にするようになりました。
もともとは東洋医学の考え方で、「自分の体をいたわりながら整えること」を意味します。
食べ物に気をつける
季節の変化に合わせた暮らしをする
無理をせず、自分のリズムで生きる
これらすべてが「養生」の一部なんです。
私はこの“ちょこっと養生”を、特別な日ではなく「日常の中」に取り入れることで、体も心もラクになりました。
私の“ちょこっと養生”メニュー
ここからは、私が普段の暮らしで実践している小さな養生の習慣をご紹介します。
どれもすぐに始められて、無理なく続けられるものばかりです。
🌿その1:朝いちばんの「白湯(さゆ)」
毎朝、起きたら白湯を一杯。
やかんで沸かして少し冷ました、ただのお湯。だけど、これがとてもいいんです。
白湯を飲むと、内臓がじんわりあたたまり、眠っていた体がゆっくりと目を覚まします。
特に、冷え性や便秘気味の人にはおすすめ。
何も入れず、ただゆっくり、5〜10分かけて飲む。
この「朝の静かな時間」が、心のスイッチにもなっています。
🍚その2:「一汁一菜」で十分な朝ごはん
朝はパンとコーヒーで済ませていた私ですが、60歳を過ぎてからは具だくさんのお味噌汁を中心とした朝食に変えました。
味噌汁(わかめ、豆腐、野菜たっぷり)
ごはん(小盛り)
漬物や残り物のおかずをひとつ
これだけで、体もポカポカ、気持ちも満たされます。
栄養バランスも良く、胃にもやさしいので、自然と体がラクになるのを感じました。
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🌸その3:「気分」で香りを使い分ける
気分が晴れない日には、好きな香りを使ってリセットするようにしています。
私のお気に入りは、ラベンダーと柚子のアロマ。
・寝る前の枕に1滴垂らして、眠りの質をよく
・お風呂にアロマオイルを数滴入れてリラックス
・ハンカチに香りをつけて持ち歩く
香りは直接“心”に届くので、ゆらぎやすい気持ちを穏やかに整えてくれます。
日によって「今日は柑橘系」「今日はやさしいハーブ」と使い分けるのも楽しいですよ。
🚶♀️その4:3分だけでも「からだを動かす」
運動は苦手。でも、まったく動かないと体がカチコチになる。
そんな私が実践しているのが、**“ちょこっとストレッチ”**です。
朝起きたら、肩と首を回す
テレビのCM中に、かかとの上げ下げ運動
寝る前に足首をぐるぐる回すだけでもOK
「3分動かすだけ」で血流が良くなり、体がスムーズに動くようになります。
頑張らなくていいから、続くのがうれしいポイントです。
☕その5:おやつ時間も“ちょこっと養生”
甘いものを食べたいときもありますよね。
私は、ただ食べるのではなく**「養生おやつ」**を意識しています。
黒豆茶やはと麦茶など体を温めるお茶
甘酒(ノンアルコール)を少し温めて
干し芋、ナッツ、ドライフルーツなど自然な甘さのもの
おやつの時間を“心と体の栄養時間”に変えると、罪悪感もなくなります。
1日1回の楽しみとして、丁寧に味わう時間もまた養生です。
60歳からの“ちょこっと”がちょうどいい
私たち60代は、「まだできる」と「もう無理しない」の間で揺れる世代だと思います。
がんばりすぎず、でも少しは整えておきたい。
そのちょうどいいバランスに気づいたのが、“ちょこっと養生”でした。
すべて完璧にやらなくていい
できない日は、休んでもいい
気持ちいいな、と思えたら続けてみる
この“ちいさな積み重ね”が、毎日の元気を支えてくれるようになったのです。
元気は、自分で育てていける
体調の波に悩まされる日も、落ち込む日もあります。
でも、自分のペースで自分を整えることを覚えた今、以前よりずっと「ラク」に生きられるようになりました。
養生とは、自分を大切にする習慣のこと。
派手なことはしなくても、毎日を少しずつ整えることで、心も体も元気になっていくのを感じています。
これからも私は、「ちょこっとだけ」がんばって、「ちょこっとだけ、元気になる」毎日を続けていきたいと思います。
もしよかったら、あなたの“ちょこっと養生”も、見つけてみませんか?
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