年々厳しくなる日本の夏。
エアコンに頼りすぎると体がだるくなり、家の中にこもっていると気分もどんより…。
でも、ちょっとした工夫で、心も体も「すっきり」過ごせる夏にすることができます。
今回は、私が実際に取り入れている“涼しさと快適さ”を感じられる暮らしの工夫を7つご紹介します。
どれもすぐに真似できることばかり。夏を少しでも心地よく過ごすヒントになればうれしいです。
1. 朝の涼しいうちに“ひと片づけ”
夏の朝は貴重な時間。日中になると暑さで動く気力も失われてしまうので、私は朝のうちに「1日1か所」だけ片づけをするようにしています。
たとえば、キッチンの引き出しを1段だけ。玄関の靴を3足だけ見直す。
ほんの数分のことですが、毎日続けると意外と部屋がすっきりしていきます。
物が少ないと、空気も軽くなったように感じて、暑さのストレスも減る気がします。
2. 氷を楽しむ“ひんやり習慣”
氷を使うだけで、気持ちがすっと落ち着く瞬間があります。
私は夏になると、ミントの葉を凍らせた「ミント氷」を作ります。
朝の紅茶に1個浮かべるだけで、爽やかな香りが広がって一気に涼しい気分に。
また、冷たいおしぼりもおすすめ。濡らしたハンドタオルをジップ袋に入れて冷蔵庫で冷やしておくと、お出かけから帰った時や入浴後に首元を冷やせて、体の熱がすっと引いていきます。
3. 夏野菜で“ひんやり常備菜”
夏はキッチンに立つ時間も短くしたいもの。
そんな時に活躍するのが「冷たい常備菜」。
トマト、きゅうり、なす、オクラ、モロヘイヤ…。
さっと茹でたり切ったりして、出汁やポン酢、梅肉などで味をつけておくだけ。
冷蔵庫に3品ほどあると、献立に悩まずすみますし、食欲がない日でもひんやりと美味しくいただけます。
夏は「火を使わない料理」が正義。時間も気力も節約できます。
4. 見た目から涼しく“風通しのよい部屋作り”
視覚的な「涼しさ」も侮れません。
私は夏になると、クッションカバーを生成りやブルー系に替え、ラグも思い切って片づけます。
床が見える面積が増えると、風の通り道が生まれて、家の中の空気が流れやすくなるのです。
家具の配置を見直すだけでも、窓から風がスーッと抜けていく心地よさを感じることができます。
“風通し”は物理的なことだけでなく、暮らしの感覚そのものを軽くしてくれる気がします。
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5. お風呂上がりの“メントールタイム
”夏のバスタイム、汗が引かなくて不快…そんな時におすすめなのが「メントール系アイテム」。
私は、ハッカ油を数滴湯船に垂らしたり、ミントの香りのボディソープを使ったりしています。
お風呂上がりに冷やしておいたボディシートでふくと、それだけで爽快感が倍増。
暑くてもお風呂をやめない。
その代わり「冷やす楽しみ」をセットにすることで、気持ちまでリフレッシュできます。
6. “夏だけルール”を作って暮らしに余白を
暑い時期は、何でも頑張りすぎないことが大切です。
私は「夏限定ルール」をいくつか決めています。
・掃除は午前中だけ
・夕飯は15分以内で作れるメニューにする
・昼間は1回、冷房の効いた部屋でしっかりお茶時間をとる
こんなふうに、自分にちょっと甘くなるルールを作ることで、「やらなきゃ」のプレッシャーから解放されます。
がんばるよりも、無理せず気持ちよく過ごすことを優先したいですね。
7. 夜は“静かな時間”を味わう
日が落ちた後の静かな時間。
私は照明を間接照明だけにして、キャンドルを灯してみたり、うちわで風を感じながら読書したりしています。
また、パジャマや寝具にも気を配ります。
さらっとした素材のパジャマに着替えて、清潔なシーツで休むだけで、眠りの質も変わってきます。
涼しさはエアコンだけに頼らず、「五感」で感じるもの。
心の静けさや、灯りのやわらかさも立派な“涼”になるのだと感じています。
夏を「心地よい時間」に変える
暑さが続くと、どうしても気持ちも体も重くなりがちですが、
少しの工夫で暮らしに風が通り、気持ちがすっきりしていくのを感じます。
夏は、季節に身を任せて、いつもよりも“ラクに、ゆるく、すっきり”と。
がんばりすぎない。完璧を目指さない。
そんな夏の暮らしを、自分のペースで楽しんでいきたいですね。
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