猛暑で眠れない夜に!60代からの“冷んやり快眠法”7選

住まいと暮らし

こんにちは。
毎年のように「今年の夏は異常だ」と言われ続け、ついに今年は「夜も30度」という言葉をよく耳にするようになりました。
昔の日本では、夜になれば自然と風が通り、寝苦しさも落ち着いたものです。
でも今は、一晩中じっとりとした暑さがまとわりつくような感覚。眠れないまま朝を迎える日も…。

60代を過ぎると、もともと眠りが浅くなりがち。
そこへ猛暑の寝苦しさが加わると、ますます体も心も疲れがたまりやすくなります。

そこで今回は、私が実際に試して「これは良かった!」と感じた、“ひんやり快眠法”を7つご紹介します。
夜ぐっすり眠れれば、夏の疲れもぐっと軽くなりますよ。

 

1. 涼しさは“触れるところ”から!冷感寝具を上手に使う

まずおすすめしたいのが、接触冷感の寝具です。
最近は「ひんやりパッド」「冷感シーツ」などさまざまな商品がありますが、肌に触れる部分だけでも替えると大きな違いを感じます。

私が愛用しているのは、冷感素材の敷きパッドと枕カバー。
ひんやり感がありながら、汗を吸ってくれる綿混タイプを選ぶのがポイントです。

また、抱き枕やタオルケットも冷感素材にすることで、体の熱を逃がしやすくなり、寝返りを打った時にも心地よさを感じます。

 

2. “冷やしピロー”で頭をひんやり落ち着かせる

人間は、頭を冷やすと眠気が高まりやすいといわれています。
寝苦しい夜は、冷蔵庫で冷やした保冷ジェルをタオルに包んで、枕の下に入れる「冷やしピロー」がおすすめ。

私は専用の冷却ジェルパッドを買ってみましたが、手持ちのアイスノンでも代用できます。
頭や首元に当たると、じわーっと気持ちよくて、自然と目が閉じていきます。

注意点としては、凍らせすぎず、直接肌に当てないこと。
タオルで包むことで、冷たすぎず程よいひんやり感になります。

 

3. 入浴は“ぬるめ+さっぱり”が夏の眠りを助ける

つい「暑いからお風呂はさっと済ませたい」と思いがちですが、眠る1〜2時間前にぬるめのお湯で湯船につかることが、ぐっすり眠る秘訣です。

38〜40度のお湯に10〜15分、できればミントやハッカ油を1〜2滴加えると、湯上がりがすっきり。
汗が引いた後の冷房の風も心地よく感じられます。

夏の入浴は、“体の芯を温めてから冷やす”ことがポイント。
この温冷のリズムが、自律神経を整え、自然な眠気を誘います。

 

4. エアコンは“つけっぱなし”が眠りの味方

「エアコンをつけたまま寝ると体に悪いのでは?」と心配になる方も多いですが、最近の猛暑では、エアコンをつけっぱなしのほうが健康的とされています。

私が試しているのは、

就寝前30分にしっかり部屋を冷やす(26度前後)

寝る時は28度前後+弱風または除湿モード

首元に風が直接当たらないよう風向きを調整

扇風機やサーキュレーターを併用して、風を巡らせるのも効果的です。

夜間熱中症を防ぐためにも、**「エアコンは味方」**と考えた方が安心です。

 

 

スポンサードリンク



 

5. 寝る前の“冷やしおしぼり”がひと息つくスイッチに

私が個人的にとても気に入っているのが、「冷やしおしぼりタイム」。
濡らしたタオルをジッパー袋に入れて冷蔵庫で冷やしておき、寝る前に首や額をそっと拭くのです。

これが想像以上に気持ちよくて、気持ちを切り替えるスイッチになります。

ついスマホやテレビをだらだら見てしまう夜も、冷たいおしぼりで顔や首筋を拭くと、「そろそろ寝よう」という気分になれるんです。

 

6. “寝る前30分の過ごし方”で眠気のスイッチを入れる

眠れない原因のひとつは、交感神経が働いたままになっていること。
特に暑い日は、イライラや疲労感が残っていて、心が鎮まらないまま布団に入ってしまうことがあります。

私が心がけているのは、

寝る30分前から間接照明に切り替える

音の静かなクラシックや自然音を流す

ペパーミントやラベンダーのアロマを少し焚く

強い照明や音を避けることで、眠りの準備モードに体を誘導するのです。
これだけで、心がスーッと落ち着いていきますよ。

 

7. “冷房が苦手な方”にもおすすめの自然派ひんやり法

エアコンが苦手だったり、身体を冷やしすぎたくない方には、昔ながらの方法もおすすめです。

・よしずやすだれで窓からの熱気を遮断
・寝室のカーテンを遮熱・遮光タイプにする
・足元に濡らしたタオルを掛けて扇風機の風をあてる

昔ながらの知恵に、現代の冷感グッズを組み合わせれば、冷房に頼りすぎない快眠環境が作れます。

 

夏の夜を“味方”につける暮らしを

年齢とともに、眠りの質は自然と変わっていくものです。
でも、「暑さ」は調整できます。

自分に合った“冷んやり快眠法”を見つけて、夜を心地よい時間に変えてみませんか?

私は、冷たいおしぼりとミントのお風呂、そしてちょっと贅沢な冷感シーツに助けられています。
ぐっすり眠れた翌朝は、体が軽く、気持ちも明るくなりますよ。

どうかこの夏も、健やかに、心地よくお過ごしくださいね🌙

 

スポンサードリンク



タイトルとURLをコピーしました