60歳から始める秋の新習慣7選〜心と体を整えて人生をもっと豊かに

暮らしを楽しむ

夏の強い日差しが和らぎ、空気が澄んで心地よさを感じられる秋。季節の変わり目は体や心もリセットされやすく、「新しいことを始めよう」という気持ちが自然と湧いてきます。

特に60歳を迎える頃は、体調や生活のリズムに変化を感じやすい時期です。
「最近体力が落ちてきたな」
「今のうちに何か始めたい」
そんな気持ちに寄り添ってくれるのが、この秋という季節。無理なく続けられる生活習慣を取り入れることで、心も体もゆるやかに整い、未来の自分にとって大きな財産になります。

 

1. 朝のウォーキングを「習慣」にする

秋の澄んだ空気の中を歩くと、それだけで体がリフレッシュされるのを実感します。

例えば朝7時前後、公園の並木道を20分歩くだけでも、気分がぐっと軽くなります。落ち葉を踏むカサカサという音、少し冷たい風、鳥のさえずり。そんな自然の音に耳を澄ませると、日常の小さな悩みがスッと和らぎます。

さらに、朝日を浴びることで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、心が前向きに。結果として夜の眠りも深くなり、生活のリズム全体が整います。

「毎日歩かなきゃ」と考えると続きませんが、「今日は5分だけ」とゆるく始めてみると、自然と続く習慣になります。

 

2. 秋の味覚で「栄養のリズム」をつくる

秋は「食欲の秋」と言われるように、体が自然と栄養を欲する季節です。旬の食材は味が濃く、栄養価も高いのが魅力。

例えば——

さんまの塩焼きに大根おろしを添える

かぼちゃの煮物を少し甘めに仕上げる

さつまいもを蒸して朝ごはんに取り入れる

きのこの炊き込みご飯を作ってみる

どれも昔ながらのシンプルな料理ですが、体にスッと染み込む安心感があります。

60代から意識したいのは「たんぱく質」と「カルシウム」。魚や豆腐、乳製品を意識して摂ることで、骨や筋肉の衰えを防げます。旬の食材を通して「健康を整える食習慣」を、秋から始めてみませんか。

 

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3. 読書や学びで「脳の秋」を楽しむ

夜が長くなる秋は、本を手に取るのに最適です。
昔読んで感動した小説を読み返すのも良いですし、今まで手に取らなかったジャンルに挑戦するのも面白いものです。

例えば、歴史小説を読んで「そうだったのか」と知識が広がったり、エッセイを読んで「同じ気持ちだ」と共感したり。本を通して心が動く瞬間は、年齢を重ねても新鮮な体験です。

また、最近ではスマホやタブレットで簡単に電子書籍を読めますし、オーディオブックを耳で楽しむのも新しい習慣になります。家事をしながらでも学びを続けられるのは、現代ならではの便利さですね。

 

4. 「秋の断捨離」で暮らしを軽くする

衣替えの季節は、家の中をスッキリさせる絶好の機会です。
例えば、クローゼットの奥から「もう何年も袖を通していないコート」が出てきたり、使わない食器が棚を占領していたり…。それを思い切って手放すことで、気持ちまでも軽くなります。

「もったいない」と思う気持ちは自然なことですが、不要なものを抱え続ける方が暮らしに負担をかけます。秋の涼しい風を感じながら、「未来の自分が快適に暮らせる空間づくり」を目指してみましょう。

 

5. 手書きの習慣で「心を整える」

スマホでメモを取るのが当たり前になった今だからこそ、あえて「手書き」で文字を書く時間を持つことに価値があります。

ノートに「今日の感謝3つ」を書き留めるだけで、心の中に温かさが生まれます。例えば、

朝焼けがきれいだった

スーパーで秋刀魚が安く買えた

孫から電話があった

そんな小さな幸せを書き留めることで、気持ちが前向きになり、夜も心穏やかに眠れるようになります。

 

6. 季節行事を「暮らしのアクセント」に

秋は行事が多い季節です。お彼岸や秋祭り、紅葉狩り。どれもわざわざ大きな準備をする必要はありません。

例えば、近所の公園に紅葉を見に行くことだって立派な行事です。コンビニでおはぎを買ってお彼岸を感じるのもいいでしょう。「季節を感じる小さなイベント」を取り入れると、毎日の生活に彩りが生まれます。

 

7. 「心のゆとり」を大切にする習慣

60歳を過ぎると、「あれもこれもやらなくちゃ」と気持ちが焦る場面が増えることもあります。ですが、秋の静かな時間にこそ意識したいのは「ゆとりを持つ習慣」です。

予定を詰め込みすぎない

「まっいいか」と声に出してみる

朝夕の空を見上げて深呼吸する

そんな小さなことが心をラクにし、ストレスを減らします。ゆとりを持つ習慣は、健康だけでなく人間関係にも良い影響を与えてくれます。

 

まとめ

秋は、新しい生活習慣をスタートさせるのにぴったりの季節です。
朝のウォーキングで体を目覚めさせ、秋の味覚で栄養を整え、夜は読書で脳を刺激する。断捨離で暮らしを軽くし、手書きの日記で心を整える。そして季節行事や心のゆとりを大切にする。

どれも大きな挑戦ではなく、ほんの少しの工夫で取り入れられるものばかりです。
「60歳から始めるなんて遅いのでは?」と思う必要はありません。むしろ、この年代だからこそ「今からの習慣」が未来を豊かにしてくれます。

今年の秋、自分に合った一歩を踏み出してみませんか。未来の自分が、きっと笑顔で「ありがとう」と言ってくれるはずです。

 

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