年末の片付けは冷蔵庫から!冷蔵庫を整えて暮らしもスッキリするリセット習慣

住まいと暮らし

年末が近づくと、「そろそろ大掃除をしなくちゃ」と気持ちは焦るのに、体がついてこない…ということはありませんか?
家じゅうを一度に片付けようとすると、時間も体力も気力も必要です。
そんなときこそ、“冷蔵庫の中”から始めるリセットがおすすめです。

冷蔵庫は、毎日使う場所であり、暮らしの中心。
ここを整えるだけで、台所の空気が変わり、気分まで不思議と明るくなります。
大きな掃除よりずっと手軽で、成果がすぐに目に見える。
年末の「片付けスイッチ」を入れるには、まさにぴったりの場所です。

 

■ 冷蔵庫が散らかるのは「少しずつ」の積み重ね

気がつけば、冷蔵庫の奥から出てくる賞味期限切れの調味料や、
「いつか使うかも」と置いておいた瓶詰め。
つい買いすぎて重なった食材たち。

冷蔵庫の中は、まるで小さな時間の積み重ねのような場所です。
過去の「もったいない」が積もり、今の「まぁいいか」が重なっていく。
だからこそ、年に一度でもしっかりリセットすることで、
“暮らしのリズム”まで整っていくのです。

 

■ ステップ①:まず“全部出す”から始めよう

冷蔵庫の整理は、まず中身をすべて出すことから。
全部出してみると、「思っていたよりモノが多い」と感じるはずです。
この“気づき”こそが、片付けの第一歩です。

棚を軽く拭きながら、「ここに何を置きたいか」を考える時間も大切。
整った空間を前にすると、それだけで心がスッと落ち着きます。

そして、中身を

よく使うもの(常備しておきたい)

出番が少ないもの(使いきる)

もう手放すもの(感謝して処分)
に分けましょう。

無理に完璧を目指さず、**“迷ったらいったん保留ボックス”**に入れておくのもOK。
大切なのは、「見える化して気づく」ことです。

 

■ ステップ②:残り食材を“おいしく使い切る”

整理して出てきた“半端な食材”こそ、暮らしの工夫の見せどころ。
これをどう生かすかで、年末の満足感が変わります。

例えば――

少し残った野菜をまとめて“スープ”に。

余った調味料を混ぜて“万能タレ”に。

冷凍庫のストックを使って“買わない週”を作る。

こうして冷蔵庫の中を“おいしく整える”と、
ムダが減るだけでなく、料理の楽しさも戻ってきます。

🍲簡単リセットレシピ例
キャベツ・にんじん・玉ねぎなどを小さく切って、
コンソメで煮込むだけの“お掃除スープ”。
冷蔵庫の野菜室が空になり、体もポカポカ温まります。

使い切る達成感は、家計簿を整えるよりも気持ちの整理に効果的。
「ちゃんとやりきれた」という小さな満足が、次の行動の原動力になります。

 

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■ ステップ③:入れる量を“7割”にする

冷蔵庫を整えても、またすぐ詰め込みすぎてしまう…という人も多いでしょう。
その原因は、**「余白があると落ち着かない」**という心理。
でも実は、冷蔵庫も心も、余白があるほうが回りが良くなるのです。

食材の量を“7割”におさえると、
中が見やすくなり、食材を使い切る流れが自然にできあがります。
さらに、冷気の循環が良くなって電気代の節約にもつながるのです。

🧊続けやすい工夫

買い物前に必ず冷蔵庫をチェックする

1段ごとにテーマを決めて収納(上段=調味料、中段=おかず など)

毎週1回「リセットデー」を設け、軽く拭く

これだけで、年末だけでなく日常の暮らしにも「整う習慣」が根づきます。

 

■ 冷蔵庫を整えると、暮らしが変わる

冷蔵庫のリセットは、単なる掃除ではありません。
目に見える整理が、心の中の整理にもつながっていきます。

① 心の余裕が生まれる

整った冷蔵庫を開けるたび、穏やかな気持ちに。
「何を作ろう?」と考える時間さえ楽しくなります。

② お金のムダが減る

重複買いや期限切れがなくなり、無駄な出費が減少。
自然と「必要な分だけ買う」感覚が身につきます。

③ 健康意識が高まる

家にある食材を生かすことで、
加工食品よりも新鮮なものを口にする機会が増えます。
結果として、体にもやさしい食生活に。

 

■ 来年に向けて、“暮らしの整え習慣”を

冷蔵庫の中をきれいにするだけで、
「暮らしを大切にしている」という実感が生まれます。
そして、その実感は来年の自分への贈り物になります。

たとえば、

月末に“冷蔵庫チェックの日”をつくる

使い切れなかった調味料をメモして、翌月の献立に活用

「今あるもので1日を過ごす日」を決めて、買わない習慣を楽しむ

こうした小さな行動が積み重なれば、
「物にもお金にも心にも、余裕がある暮らし」が自然とできていきます。

 

■ まとめ:冷蔵庫の整理は、心のリセット

年末の大掃除が負担に感じるなら、
まずは冷蔵庫ひとつから始めてみてください。

1時間の小さな整理で、気持ちが驚くほど軽くなります。
中身が整うと、食卓の雰囲気も変わり、毎日の料理が少し楽しくなります。

「冷蔵庫を整える」ことは、「自分を大切にすること」。
物を片付けながら、心の中の“いらないもの”まで手放していくような感覚です。

スッキリとした冷蔵庫を見ながら、「今年も頑張ったな」と自分をねぎらいましょう。
小さなリセットが、大きな安心につながる――。
冷蔵庫から始める年末習慣で、心も暮らしも軽やかに新年を迎えましょう。

 

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