新しい年の始まりは、気持ちをリセットするのにぴったりなタイミングです。
手帳を新しくしたり、部屋を整えたりしながら、「今年はどんな年にしよう」と考える時間はとても前向きで心が弾みます。
ただ、「今年こそ〇〇を頑張ろう」と意気込んでも、数週間経つと忘れてしまうことも多いもの。
そこでおすすめなのが、“やること”だけでなく“やらないこと”も決めておくことです。
何を増やすかよりも、何を減らすかを意識することで、心と時間にゆとりが生まれます。
新しい年を、自分らしく軽やかに生きるためのヒントを一緒に考えていきましょう。
まずは“自分の本音”を知ることから
「やりたいこと」を書き出す前に、まず自分に問いかけてみましょう。
――私は何をしている時に心が落ち着く?
――どんな瞬間に“うれしい”と感じる?
他人の評価やSNSの影響を受けすぎると、本当にやりたいことが見えなくなってしまいます。
だからこそ、まずは“自分の本音”を静かに拾い上げることが大切です。
書き出してみたいリスト例
今年楽しみたいこと(例:自然の中を歩く、好きな音楽を聴く)
行ってみたい場所・会いたい人
新しく学びたい・体験したいこと
去年「これをやって良かった」と思えたこと
「しなきゃ」ではなく「してみたい」という気持ちで書くと、自然とワクワクが生まれます。
“やらないことリスト”で、心の余白をつくる
年を重ねるほどに気づくのは、“やらない勇気”の大切さです。
無理して予定を詰め込んだり、気乗りしない誘いを断れなかったり。
それは一見「優しさ」に見えても、自分をすり減らしてしまうことがあります。
“やらないこと”を決めるのは、誰かを拒むことではなく、自分を守ること。
余計なエネルギーを使わないことで、心の余裕が生まれます。
やらないことリスト例
無理に人に合わせない
嫌な誘いを無理して受けない
SNSで他人と比べない
予定を詰め込みすぎない
「どうせ私なんて」と思わない
“やらないこと”を減らすことで、本当に大事な人や時間を大切にできるようになります。

“やりたいこと”は小さく始める
大きな目標を立てるよりも、「今日からできる小さなこと」を積み重ねるのが続けるコツです。
いきなり完璧を目指すより、“5分だけ”や“できる範囲で”を意識してみましょう。
小さく始める実践例
英語の勉強 → 1日1フレーズを音読
運動 → 朝、窓を開けて深呼吸+5分ストレッチ
料理 → 新しい食材を一つ試してみる
趣味 → 週に1回、好きな時間を10分だけ持つ
完璧を目指すより、「やってみた」という小さな達成感が積み重なって、やがて自信になります。
続ける秘訣は、“できた日を〇でつける”くらいの軽やかさで。
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“やらないこと”を決めると、“やりたいこと”が見えてくる
人は、何かを手放すと新しい空間が生まれます。
やらないことを決めると、その分の時間とエネルギーが戻ってきます。
すると、「あ、これをやってみたいな」という気持ちが自然と湧いてくるのです。
たとえば…
テレビをだらだら見ない → 読書の時間ができる
不要なLINEグループを抜ける → 心が静かになる
愚痴を言わない → 会話が明るくなる
“手放す”ことは、“入れ替える”こと。
やらないことを決めると、やりたいことがクリアに見えてくるのです。
“リスト化”して見える形にする
思いついたことを忘れないように、「やりたいこと・やらないことリスト」をノートにまとめましょう。
書くことで意識がはっきりし、心の整理にもなります。
書き方のコツ
ノートを見開きにして、左に「やりたいこと」、右に「やらないこと」を書く
思いつくままに書く(正しい・間違いは関係なし)
1週間後に見直して、削ったり追加したりする
月に1回「見直しデー」をつくる
💡ポイント
リストは“変化していい”もの。
その時々の自分に合わせて書き換えながら、「今の私」を大切にしていくことが大事です。
“やらない勇気”が、人生を軽くする
私たちはつい、「あれもこれもやらなきゃ」と自分を追い込みがちです。
けれど、全部を抱え込む必要はありません。
60代を迎えた今こそ、「もう無理しなくていい」「がんばらなくてもいい」と自分に優しく言ってあげましょう。
やらない勇気を持つ人ほど、やりたいことに素直になれる。
心に余裕ができると、人にも優しくなれます。
“やらない決意”は、自分にも他人にもやさしい生き方の第一歩です。

今年は「増やす」より「整える」一年に
新しい年は、“がんばる”ではなく“整える”一年にしてみましょう。
やりたいことは「ワクワクすること」
やらないことは「疲れること」
この2つを意識するだけで、毎日がぐっと穏やかになります。
小さなことから始めても大丈夫。
1つでも「これは続けたい」と思える習慣が見つかれば、それだけで新しい年の暮らしは前向きに変わっていきます。
「増やす」より「整える」。
“やりたいこと”と“やらないこと”のバランスが、60代からの暮らしをやさしく支えてくれます。
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