60歳からの後悔しない人生。“いつか”をやめて、今こそ決断しよう
こんにちは。
人生の折り返しをとうに過ぎた今、ふと立ち止まって考えることがあります。
「このままで、いいのかな?」
「本当は、やりたいことがあるのに…」
「今からじゃ遅いかもしれない」
そんな思いが頭をよぎるたびに、「でも、また今度でいいか」「タイミングが来たら」と先送りにしてしまう自分がいます。
でも最近、私は気づいたんです。
“いつか”は、たいていやってこないということに。
60歳を超えた今だからこそ、やりたいこと、変えたいこと、やめたいことを、先送りにせず決断する勇気が必要なのだと。
今回は、そんな思いを込めて、「60歳からの後悔しない人生」のために私が実践していること、そして同世代の友人たちの気づきも交えながらお話ししてみたいと思います。
「後悔」は、過去より“未来”に生まれる
多くの人は「昔ああしておけばよかった」と過去を振り返って後悔する…と思いがちですが、実は**“未来に対しての不安”が、後悔を生む原因**だと言われています。
たとえばこんな気持ち——
「本当は転職してみたかったのに、もう年だから」
「あの趣味、始めるならもっと若いうちにすればよかった」
「旅行も、体力のあるうちに行っておけば…」
これらはすべて、“未来にできなくなるかもしれない”という予感から生まれるもの。
だからこそ、「今」動けるかどうかが、その後の自分を大きく変えていくのだと思うのです。
60歳からは、「選び直せる自由」がある
社会の価値観に合わせて、家族や仕事を優先して生きてきた人ほど、
「本当にやりたいことは何か」をあえて考える時間がなかったかもしれません。
でも、60代という今は、ある意味で**“人生の第二の選択”ができる時期**。
家事や育児がひと段落した
仕事を辞めた/働き方を変えた
自分の時間がやっと持てるようになった
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
このタイミングで、「何を選ぶか」「何を手放すか」を決めることは、これからの20年を大きく左右する分岐点になります。
「先送り」にしていたこと、ありませんか?
やらなきゃ…と思っていながら、先送りにしていたこと。
気になっていたけれど、後回しにしていたこと。
私自身もあります。
親の介護に備えて家をどうするか
人間関係のストレスを抱えたまま続けていること
やりたいと思っていた習い事や旅の計画
どれも、「そのうちやろう」「今は忙しいから」と後回しにしていたことばかり。
でも、ある日ふと思いました。
**「明日も今日と同じ気力があるとは限らない」**と。
だからこそ、「今日、少しだけでも動く」ことが大切だと気づいたのです。
スポンサードリンク
後悔しないために、私が決めた“3つの決断”
私が実際にこの1年で実行した小さな「決断」をご紹介します。
① 自分の心がざわつく人間関係から、少し距離を置く
長年の友人でも、「話すといつも疲れる」「否定ばかりされる」と感じる相手がいました。
以前の私は、「長い付き合いだし」「悪い人じゃないし」と自分を納得させていましたが、今は距離を取る勇気を持ちました。
驚くほど心が軽くなりました。
“付き合いをやめる”のではなく、“自分の心を守る”と考えれば良かったのです。
② 旅行を「来年ではなく今年」に行く
「もう少し貯金ができてから」「夫の仕事が落ち着いたら」…
そう思って先延ばしにしていた“憧れの場所”に、今年思いきって行くことにしました。
体力がある今だからこそ楽しめる旅があります。
「来年ではなく、今年行こう」——これは未来の自分への最高のプレゼントでした。
③ 60歳からの“新しい学び”を始める
昔から興味のあった心理学の講座を、思い切って受講しました。
「今さら勉強なんて…」という気持ちはありましたが、それ以上に「知るって楽しい」と思える時間を手に入れました。
年齢は、挑戦の壁にはならないことを体感しました。
“後悔しない人”は、完璧を目指さない
60歳からの決断で大切なのは、**「完璧にやろうとしないこと」**だと思います。
少し距離を取る
小さく始めてみる
話を聞いてみるだけ
調べてみるだけ
ほんの一歩でいい。
それでも、「動いた自分」を後からきっと誇らしく思えます。
🌈 60歳からの人生は、今日の決断で変えられる
人生の中で、「今がいちばん若い日」だとよく言われます。
それはつまり、**今日が“始めるのに一番遅くない日”**でもあるということ。
「いつかやろう」と思っていたこと、
「気になるけどまだ手をつけていないこと」、
あなたにもひとつやふたつ、心の中にありませんか?
それがもし、あなたの本心からの願いなら——
どうか先送りせず、ほんの少しでも行動してみてください。
60代は、まだまだ人生を選び直せる年代です。
後悔しないために、自分の人生を自分で選ぶ。
そんな勇気を、あなたの中に見つけていただけたら嬉しいです。
スポンサードリンク