夏の疲れを秋に持ち越さない!60代から始めたい“体と心の整え方”

食事と健康

こんにちは。
毎日じりじりとした暑さが続きますね。
日差しも強く、湿度も高く、エアコンの中と外の気温差に体がついていかず…。
「なんとなくだるい」「疲れが取れない」「朝からやる気が出ない」——そんな声を最近よく聞くようになりました。

実はこれ、夏の疲れが体にたまりはじめているサインかもしれません。

特に60代以降は、気づかないうちに体力も免疫力もゆるやかに落ちてくるもの。
だからこそ、「夏の疲れ」はその日のうちに対処して、秋や冬に持ち越さないことがとても大切なんです。

今回は、私自身が60代になってから意識するようになった、**“夏の疲れを残さないために気をつけたい7つのこと”**をご紹介します。

 

🌿1. 「汗をかいたら水分をとる」は当たり前。でも“質”にもこだわる

夏はとにかく汗をかきますよね。
「ちゃんと水分をとっているつもりなのに、なんとなく疲れやすい…」という方は、**水分の“中身”**を見直してみましょう。

たとえば、麦茶だけを飲んでいると、ミネラルが不足しがちになります。
おすすめは、以下のような水分の取り方です:

朝は白湯やハーブティーで内臓をやさしく目覚めさせる

日中は、麦茶や水に塩ひとつまみを加えてミネラル補給

運動後や外出後は経口補水液や甘酒(ノンアル)を一杯

冷たい飲み物は一気飲みせず、ゆっくり口に含むように

「水分をとる」ことは、**体の疲れを流す“内側からのシャワー”**だと思って、質にもこだわってみてくださいね。

 

🛀2. お風呂は“シャワーだけ”を卒業。ぬる湯でリセットを

「暑いからシャワーだけで済ませている」という方も多いと思います。
でも、60代からはシャワーだけだと疲れが抜けにくくなるんです。

おすすめは、38~40度のぬるめのお湯に10分ほどつかること。
汗で失った水分やミネラルを補給したあと、ゆっくり湯船に入ることで、体の奥から緊張がほぐれます。

また、入浴後の“軽い発汗”は、体にたまった老廃物を出すデトックスタイムにもなります。
私は夜に入浴した後、冷房のない部屋でゆっくりお茶を飲むのが、毎日のリセット習慣です。

 

🍴3. 胃腸にやさしい“冷たすぎない食べ方”を意識する

そうめん、アイス、冷やし中華…
夏は冷たい食べ物ばかりが食卓に並びがちですよね。

でも、胃腸は冷えすぎると動きが鈍くなり、消化力が落ちて余計に疲れがたまりやすくなります。

そこで私が実践しているのは、

冷たい料理のあとに、温かい汁物を必ず加える

アイスより“冷たい果物”や“常温ヨーグルト”で代用

ごはんはおにぎりにして、食べやすくする

食べる量よりも“噛む回数”を増やして胃腸の負担を減らす

体が欲しがるものと、体にやさしいものをうまく組み合わせることで、夏の食欲不振もラクになりました。

 

💤4. “ぐっすり眠る”ことが、いちばんの疲労回復

睡眠不足は、夏の疲れを倍増させます。
でも暑くて寝苦しい夜、眠れなくて困っている方も多いはず。

私が試して効果があったのは:

寝る前に白湯を少し飲む

入浴は就寝の1〜2時間前に

冷房は28度設定+扇風機で空気を循環

枕元にミントやラベンダーのアロマを数滴

寝具を接触冷感素材に替える

特に、「眠れない」と焦らず“体を休ませる”時間にすることを意識すると、不思議と心が落ち着いてきます。

 

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🧘‍♀️5. 「昼の5分間リセット」を取り入れる

外出を控えている方でも、家の中でなんとなくだるさが続くことってありませんか?
そんな時、私は昼下がりに**“5分だけ何もしない時間”**をとるようにしています。

カーテンを閉めて、照明を落とす

椅子に深く腰かけて目を閉じる

背伸びをして、深呼吸を3回

アイス枕で首を冷やしながら音楽をかける

たったこれだけで、気持ちがすっと軽くなって、午後の家事や読書もラクになります。
“気合いで頑張る”より、“一度ゆるめて立て直す”ことが、夏の体には向いているのかもしれません。

 

☀️6. 「夏の予定」は、ぎゅうぎゅうに詰めない

意外に見落としがちなのが、“予定疲れ”。
夏は外出や人づきあいが重なって、気づけばカレンダーがいっぱい…という方もいるのではないでしょうか?

私も以前は、「せっかくのお誘いだし」「今のうちに」と予定を詰め込んで、あとでぐったりしていました。

でも今は、**「ひとつ予定が入ったら、翌日は休む」**というルールを自分に設けています。
“体と心に余白を残す”ことが、夏を乗り切る知恵だと感じています。

 

🧡7. 「人とのつながり」も、疲れを癒す大切な栄養

夏の疲れは、体だけではなく心にもたまりやすいもの。
だからこそ、誰かと他愛のない話をしたり、笑ったりする時間が、実は一番の回復だったりします。

最近は、LINEやメールで「元気?」と一言やりとりするだけでも気持ちが軽くなります。
私の楽しみは、同年代の友人と「最近これにハマってるのよ」とお互いの工夫を紹介し合うこと。

“心が温かくなる交流”は、エアコンの冷気では癒せない部分を整えてくれる気がします。

 

🌈夏の疲れは、毎日ちょっとずつ癒してあげよう

60代になると、疲れを“あとでまとめて解消する”ことがだんだん難しくなってきます。
だからこそ、「今日は疲れを持ち越さない」意識を持つことが、健康と元気の土台になるのです。

すべてを完璧にやろうとしなくていいんです。
ひとつでも、「これはできそう」と思えることを、今日から少しずつ取り入れてみてください。

夏は、まだまだ続きます。
どうか、あなた自身の体と心をやさしく守りながら、穏やかにこの季節を乗り越えていきましょうね。

 

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