こんにちは。
暑さが年々厳しくなっていると感じる今日この頃。外に出るだけで汗が噴き出し、ちょっと歩くだけで体力を消耗してしまう――そんな夏の日々が続いています。
「今日はもう一歩も外に出たくない」
「涼しい部屋でゆっくりひとり時間を楽しみたい」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
特に60代以降は、若い頃のように無理がきかなくなってきます。
無理に外に出なくても、家の中で自分のための“おこもり時間”を快適に、豊かに過ごせたら最高ですよね。
今回は、私自身の体験や周囲の女性たちの声をもとに、「60代女性が選ぶ、猛暑の“ひとりおこもり時間”を快適にする工夫やアイデア」をたっぷりご紹介します。
外に出ない日こそ、“ちょっとしたご褒美”を
一日中家にこもっていると、「ダラダラして終わった…」と後悔してしまうことも。
でもちょっとだけ気分が上がる工夫を取り入れると、“おこもり時間”が特別なひとときに変わります。
たとえば私は、お気に入りの器に冷たい甘酒や赤じそジュースを注いで、朝の10分間を“涼やかお茶時間”にしています。
ただ水分をとるのではなく、**「雰囲気を楽しむ時間」**にしてみる。
お気に入りのグラスやトレイを使うだけで、ちょっと豊かな気持ちになれるんです。
猛暑日は「こまめな水分」と「口にやさしい冷ごはん」
ひとり時間が続くと、つい食事も適当になりがち。でも猛暑の日は、体の中からの涼しさと栄養補給が大事です。
私が常備しているのは、以下のような“ひとり分”の涼ごはん:
梅干しときゅうりの冷やし茶漬け
冷やしだしトマト(前日の残りの味噌汁でもOK)
豆腐に薬味をたっぷりのせて、出汁しょうゆをかけるだけ
小さなおにぎり+冷たい味噌汁(インスタントもあり)
栄養バランスも大切ですが、なにより「食べるのが億劫にならないこと」がポイントです。
冷蔵庫に1〜2品、冷やしておけるものがあると安心しますよ。
冷房が効いた部屋で楽しむ“ひとり趣味時間”
60代からは、「誰にも気兼ねしない、自分のための趣味の時間」が心の栄養にもなります。
たとえば、
図書館で借りてきた本をじっくり読む
お気に入りの塗り絵や手芸、刺しゅうを進める
夏らしい涼しげな音楽を流しながら、ノートに思い出を書いてみる
特に私は、音楽×お香(アロマ)×ノートの組み合わせが気に入っています。
ペパーミントやラベンダーなど清涼感のある香りは、猛暑でも心を落ち着けてくれるんですよね。
ひとりでも“涼しい空間”は心地よく整えたい
おこもり時間を快適に過ごすには、空間づくりも大事です。
私が夏になると実践しているのは:
クッションカバーをリネンや白系に変える
カーテンを遮熱タイプにして、昼間もひんやり空間に
扇風機を回して、空気をこもらせないようにする
時には照明を消して、自然光だけで過ごしてみる
部屋がすっきり整っていると、気持ちまで静かに整います。
ひとり時間だからこそ、**「自分がご機嫌でいられる空間」**を意識してみましょう。
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冷感グッズを上手に取り入れて“体感温度”を下げる
エアコンだけに頼らず、ちょっとした冷感グッズで体感温度を下げるのもおすすめです。
例えば:
首に巻く冷却タオル
手のひらサイズの携帯扇風機(USB充電式)
接触冷感のブランケットや敷きパッド
ハッカ油を含ませた冷しタオルで顔をふく
冷凍庫に入れておいたおしぼりで手首を冷やす
ひとつ取り入れるだけでも、涼しさが格段に違います。
私は寝る前にも“冷やしタオル”で顔や首を拭いてから、ゆっくりベッドに入るのが習慣になっています。
昼寝は“ちょっとだけ”が午後を変える
猛暑の日は、午後の眠気に負けそうになることも。
そんな時は、遠慮せず「15〜20分の短い昼寝」を取り入れましょう。
私は、カーテンを半分閉じて、冷房を少し弱めにして、
タイマーを20分にセットして、目を閉じるようにしています。
短時間の昼寝は、夜の眠りを妨げず、脳や身体をリセットしてくれます。
起きた後に冷たい麦茶を飲むと、まるで“ひとり贅沢サロン”のような気分に。
自分をいたわる“ひとり言”で心も整える
猛暑の日は、体の疲れだけでなく「なんとなく気分が落ち込む」こともあります。
誰とも話していないと、心が重くなることもありますよね。
私は最近、朝と夜にひとりごとノートをつけています。
「今日は無理せず、ここまでできた」
「あの冷たいスープ、美味しかったな」
「外に出なかったけど、自分にやさしくできた」
自分を励ますような言葉を小さく書くだけで、安心感がじんわり広がります。
“ひとり時間”は、自分を大切にする時間なんだと改めて感じるのです。
おこもり上手は、夏を上手に乗り越える人
外に出るのが億劫になる猛暑の日も、
自分だけの心地よい時間を楽しむ工夫を知っていれば、毎日はもっと穏やかになります。
60代からの“おこもり上手”は、決して怠けではなく、体と心を守る知恵だと私は思っています。
無理をせず、誰にも急かされず、
お気に入りのものに囲まれて、ひんやり心地よいひとり時間をぜひ味わってみてくださいね。
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