愛猫といっしょのはじめての引っ越し、これだけは注意したいこと

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猫という生き物は、とってもデリケート。
普段でもいつもの場所から家具や遊び場が動かされたりするだけでも不安を覚えたりします。

ましてや引っ越しは、猫にとっては一大事です。
粗相をしたり、神経質になって飛び出してしまうことも。

マチコさん
マチコさん

どうやってつれていこうかしら
途中で逃げ出さないかしら

こんにちわ
2匹の猫と一緒に暮らして13年のブロガーWamiです。
ここでは、愛猫との初めての引っ越しで、できる限りストレスを軽減するために気を付けたいことをまとめてみました。

 

猫は家に付く

昔から「犬は人につき、猫は家に付く」と言われています。
これは人に懐かないというのではなく、猫がなわばりを大切にするという習性にあります。

猫はテリトリーがとても大切。
つまり慣れた「家」がテリトリーというわけなんですね。

はじめて飼いネコとして迎えたときはあちこち見まわって危険がないか確認します。
そしてその家が猫のなわばりになります。
猫はその住み慣れた自分のなわばりから出ることに恐怖を覚えるのです。

 

引っ越しは一大事

引っ越しは人間にとっても一大事ですが、猫にとっても一大事!!
部屋の模様替えさえも不安になることもあるデリケートな猫にとっていつもの飼い主さんの様子からパニックをおこしてしまうこともあります。

それでも猫たちも飼い主さんが大好き。
どこまでも一緒に。
できるだけストレスを与えないように工夫しながら安全に引っ越しをして、また新しい家に慣れてもらいましょう。

 

引っ越しが決まったら

①荷造り
②戸締りに気を付ける
③声をかける

 

 ①荷づくり

引っ越しの荷造りを急にバタバタと始めたら猫たちは本当に不安です。

引っ越しがきまったらできるだけ時間をかけて少しずつ整理しながら静かに準備をしていきましょう。

また荷造りを始めると、かまってもらいたかったり珍しがったりで、じゃれてきたりすると思いますが重たい荷物の移動や、はさみなどの道具など、引っ越しの準備には危険がいっぱい。
十分に気を配りましょう。

 

 ②戸締りに気を付ける

荷物の出し入れの際、最も気を付けたいのは玄関ドアです。
パニックでで飛び出してしまったら探すのも困難になってしまい引っ越しどころでは無くなってしまいます。

頻繁に玄関の戸を開けたりする時間は、キャリーバッグに入れておくと安全ですが長い時間は、「出して」コールが始まるでしょう。

そこでおすすめなのが浴室です。
いつものベッドやトイレや水、餌をおいてあげましょう。
急にいれると抵抗があるかもしれません。普段から何度か入れて慣れさせておくとよいかもしれません。

※その時は危なくないようにお風呂の水は必ず抜いておきましょう。

 

 ③声をかける

いつもと違う飼い主さんの様子に不安がっている猫に目をやりやさしく声をかけてあげたり、手を止め遊んであげるなど、気を配って安心させてあげましょう。

できるだけいつもと同じ状態にしてあげることで安心できます。

 

引っ越しの当日は

できれば出発の6~7時間前には、食事をすませ排便をすませておくと途中で粗相することが少なくなります。

距離があるときはゲージにのなかに簡易トイレを用意すると安心です。

ご主人のあわてる気持ちを、猫は敏感に察知しますのでとにかく気持ちゆったりと落ち着けて、時間にも余裕をもって行動しましょう。

 

引っ越しの途中は

脱走をふせぐためには、必ずキャリーバッグかゲージに入れて移動させましょう。

おとなしいからと助手席で抱いて移動とかは絶対にやめましょう。
急なブレーキやアクシデントで運転席の足元に飛び込んだりしたら大変危険です。
うしろにおいても、足元をするりとくぐりぬけるのはお手のものです。

落ち着かない様子なら、キャリーバッグに布やバスタオなどをかけてあげると安心できる場合もあります。
キャリーバッグの中から出すのは到着してからにしましょう。
出してとなくかもしれませんが飼い主さんの足元におくなどして近くで声をかけてあげましょう。

 

 

引っ越し先についたら

到着しても業者さんの出入りがありますので猫がおびえてしまいます。
あらかた荷物が片付くまでは、またお風呂場に移動させておくと安全です。

洗濯機などでいたずらをしないように、ふたをして浴槽の水は必ず抜いておきましょう。

落ち着けそうな一部屋を片付けて、そこに入れておき業者の人たちには出入りしないようお願いしておくのも良いと思います。
その間も忘れずに時々様子を見に行ってあげましょう。

家具の配置や遊び場所はなるべく引っ越し前と似たような配置にしてあげると猫も安心します。

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多頭飼いの場合は

多頭飼いの場合は一緒に入れる大きなキャリーバッグを用意しておくと引っ越し以外の予防接種などの移動にも使えて便利です。

一人での移動にはキャスター付きのキャリーケースも楽ですがこの場合は振動に気をつけましょう。

また日頃からけよくけんかをするなど、一緒にくっついていることがむずかしい猫ちゃん同士なら、それぞれのキャリーバッグを用意するか、中に区切りがあるセパレートタイプのものがおすすめです。

 

ペット業者に依頼するには

飼い主が車などで直接連れていけない場合は、ペットも一緒につれていける引っ越し業者もありますので事前にチェックしておきましょう。
いざというとなかなか見つからないと困りますので引っ越しが決まったら、はやめに評判や費用などリサーチしておきましょう。

また猫のみを預ける場合は専門業者に頼むという方法もありますが、デリケートな猫にはかなりハードルが高そうです。

それでも一緒の移動手段でどうしてもいけない場合はヤマトでも取り扱ってくれます。
その場合ヤマトに依頼し輸送は専門の提携会社が行ってくれ同じスタッフが到着まで見てくれるので安心です。

気になるお値段ですが目安としてだいたい東京大阪間で41800円から東京福岡間で50600円~となっています。
そのほかにはアート引越センターなどでも取り扱ってくれます。

 

海外への引っ越し

猫を海外に移動させるには事前に利用する空港の検疫所に連絡を取る必要があります。
そして一週間前までには輸出検査申請書の提出をしましょう。
また国によってさまざまな規定がありますから入国予定の日本大使館に連絡をしあらかじめ調べておきましょう。

航空会社によっては一緒に連れて乗れる場合もあるようですがいずれにしても海外に連れていく場合は、周到な準備が必須です。

 

引っ越しは人生でも大変な作業で気も使いますしバタバタして余裕がなくなったりしますが愛猫のことをつねに気づかい、可能な限りストレスのない引っ越しをしてあげましょう。

あなたとあなたの猫ちゃんの引っ越しがつつがなく終わり

新しいおうちに一日も早く慣れて

また幸せに暮らせますように

 

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