冬の終わりに楽しむおうち時間〜こたつ・みかん・湯たんぽで心まであたたまる暮らし

暮らしのヒント・雑学

外はまだ冷たい風。
でも、日差しの中には少しだけ春の気配が混じり始める――。
1月の終わりから2月にかけては、そんな“冬と春のあいだ”の季節です。

年末年始の慌ただしさも過ぎ、少し落ち着いた今こそ、自分のペースで過ごせるおうち時間を大切にしたい時期。
忙しい毎日から離れ、家の中でぬくもりを感じながら心を整える時間を持つことで、心にも体にもやさしいリズムが戻ってきます。

今回は、そんな「冬の名残を楽しむおうち時間」の過ごし方をご紹介します。
昭和の頃に当たり前だった“ぬくもり”を、もう一度暮らしの中に取り戻してみませんか?

 

こたつでぬくもりを感じる「何もしない時間」

今やエアコンや床暖房が主流になり、こたつを使う家庭は減ったといわれます。
けれども、こたつの中に足を入れたときの“じんわりとしたあたたかさ”には、どこか人の心をゆるめる力があります。

本を読んだり、猫とまどろんだり、みかんをむきながらテレビを眺めたり。
特別なことをしなくても、こたつの中で過ごす時間は、なぜか心が穏やかになるものです。

昭和の家では、家族みんながこたつを囲んでおしゃべりをしたり、うたた寝をしたりと、自然と人が集まりました。
こたつの温もりには、単なる“暖房”以上の“つながりの記憶”があるのかもしれません。

忙しい現代だからこそ、あえて「何もしない時間」をこたつの中で過ごしてみるのもいいですね。
心まで温まる、冬だけの贅沢なひとときです。

 

 

みかん・甘酒・ほうじ茶──冬の味でほっと一息

こたつといえば、やっぱりみかん。
手のひらにのせたときの温もり、皮をむいたときに広がる爽やかな香りは、まさに冬の幸せの象徴です。

ビタミンCが豊富で風邪予防にもなるみかんは、体にもやさしい冬の味。
1日に2~3個をゆっくり味わうだけで、心も体も少し元気になります。

また、甘酒やほうじ茶もこの時期にぴったり。
「飲む点滴」と呼ばれる甘酒は腸内環境を整えてくれますし、香ばしいほうじ茶はリラックス効果が高く、寝る前にもおすすめです。

カップから立ちのぼる湯気を眺めながら、「ああ、冬って悪くないな」と感じる時間。
そんなささやかな幸せこそが、毎日の疲れをやさしく癒してくれます。

 

湯たんぽ・カイロで“手足から温める”冬の知恵

夜になると冷え込むこの季節。
手足の冷えに悩む方も多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、昔ながらの「湯たんぽ」の出番です。

最近は、ゴム製や金属製だけでなく、柔らかい布カバー付きや電子レンジ対応の湯たんぽもあります。
寝る前に布団の中に入れておくだけで、朝までぬくもりが続きます。

電気毛布よりも乾燥しにくく、電気代もかからない。
そして何より、じんわりと伝わる自然な温かさに心が和みます。

また、日中に使うなら貼るカイロもおすすめです。
お腹や腰、足首を温めるだけで血流が良くなり、体の内側からぽかぽかしてきます。

体を温めることは、心をやさしく包むこと。
“冷え”は体だけでなく、気持ちまで固くしてしまうものです。
ゆっくり温まりながら、自分の体をいたわる時間を持ちたいですね。

 

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“昭和のぬくもり”を暮らしに取り戻す小さな工夫

便利な家電や最新の暖房器具もいいけれど、時には「昔の良さ」を見直してみませんか?

たとえば、
・厚手の毛布や湯のみを出して“ぬくもりの見える部屋づくり”をする
・レトロなランプやキャンドルでやわらかい灯りを楽しむ
・祖母の家にあったような花柄の湯のみを使う

そんな小さな工夫だけでも、部屋の空気がふっと優しく変わります。

昭和の暮らしには、ゆっくりとした時間の流れがありました。
「急がなくてもいい」「完璧じゃなくていい」
そう思えるだけで、肩の力が抜けて、心がふわっと軽くなります。

SNSや情報に囲まれて慌ただしい現代だからこそ、
“見せる暮らし”ではなく“感じる暮らし”を大切にしていきたいですね。

 

春を待ちながら、今の季節を味わう

2月になると、梅のつぼみがふくらみ、空の色も少しずつ明るくなっていきます。
けれど、春を待つこの時期にも、冬だけの楽しみがちゃんとあります。

温かい毛布にくるまりながら映画を観たり、
お気に入りのカップでお茶を飲んだり。
そんな時間の中に、“冬の終わり”の静けさと穏やかさが宿っています。

「春になったら○○しよう」と未来を楽しみにするのも素敵ですが、
「今しか味わえない冬のぬくもり」を感じることも、心の豊かさにつながります。

季節の変わり目にこそ、自分のペースでゆっくりと暮らしを整えていきたいですね。
心と体を温める“冬の名残時間”を、あなたもぜひ楽しんでください。

 

 

おわりに

昭和のぬくもりは、どこか懐かしくて、優しい。
それは「不便さ」の中にある“人の温度”なのかもしれません。

便利すぎる今の時代だからこそ、
こたつ、みかん、湯たんぽのような“手間のあるあたたかさ”を大切にしたい。

寒い冬の終わりに、家の中で心まで温まる時間を過ごすこと。
それがきっと、春を迎えるための小さな準備になるはずです。

 

あなたの「冬の名残を楽しむ時間」はどんな瞬間ですか?
たとえば湯たんぽを抱えて眠る夜、こたつで読むお気に入りの本――
その小さなぬくもりが、きっと心をやさしく包んでくれます。

 

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