「何もする気が起きない…」60歳から毎日が楽しくなる5つのコツ

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「何もする気が起きない…」60歳から毎日が楽しくなる5つのコツ
60歳を過ぎて、こんな気持ちになることはありませんか?

なんとなく毎日が同じ…
やる気が出ないのに、時間だけが過ぎていく…
朝起きても特にすることがなくて、ついぼんやりしてしまう

それは、あなたが怠けているのでも、年齢のせいでもありません。
心も体も、人生の節目に“休みたがっている”サインなのかもしれません。
今回は、そんなモヤモヤを抱える60代の女性に向けて、「毎日がちょっと楽しくなるコツ」をご紹介します。
どれも、がんばらなくていいことばかり。今日からできることばかりです。

 

1. 「目的」よりも「リズム」を整える

60代になると、仕事や子育てがひと段落し、「毎日が自由」になる一方で、「何をしたらいいのかわからない」「1日が長く感じる」という悩みも出てきます。そんなとき、つい「生きがいを見つけなきゃ」「趣味を見つけなきゃ」と焦ってしまいがちです。

でも、まず整えるべきは”目的”よりも”リズム”。
毎日を心地よく過ごすためには、特別な予定がなくても”生活のリズム”を保つことが大切です。

たとえば、
⚫︎ 朝決まった時間に起きて、窓を開けて新鮮な空気を吸う。
⚫︎ 朝食をゆっくりとる。
⚫︎ ラジオ体操をテレビに合わせて動いてみる。

こういった小さな”ルーティン”が、1日の心と体の準備運動になります。
「今日は特にやることがない」と思う日でも、同じ時間に顔を洗い、服を着替えるだけで、気持ちが切り替わります。

リズムのある毎日は、自分の生活に安心感を与えてくれるのです。まずは、自分にとって心地よい1日のリズムを見つけてみましょう。

 

2. 「今日の気分」で予定を決めていい

60歳を過ぎた今、自分の毎日を”誰かの都合”ではなく”自分の気分”で決められるのは、大きな自由です。でもこの自由が、逆に「今日は何をしたらいいの?」という戸惑いや空白感を生むこともあります。
そんなときこそ、「気分に正直に動く」ことを大切にしてみましょう。
無理に頑張って何かをしなくてもいいのです。

⚫︎ 「今日はちょっとだけ散歩してみようかな
⚫︎ 「気が向いたら、録りためたドラマを見よう

そんな、気分をベースにした行動で十分です。毎日違ってもいい。昨日は休みたかったけど、今日は少し何かをしてみたい。そうやって、心の声に素直に動いていくと、不思議と気持ちが軽くなっていきます。

60代は、誰にも縛られずに“自分らしく”生きるための準備期間。予定は空白でも、気持ちに従って動くことで、自然と楽しい1日が生まれるのです。

 

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3. 人と話すことが、一番のスパイス

「最近、誰かと話していないな…」そんな日が続くと、気分が沈んだり、やる気が出なくなったりします。人との会話は、心のエネルギー源。特別な話題がなくても、「おはようございます」「今日はあたたかいですね」といった小さなやり取りが、心をふっと温かくしてくれます。

⚫︎ 近所の人と挨拶する
⚫︎ 図書館やスーパーで少し話してみる
⚫︎ 昔の友達にLINEなどであいさつしてみる。

それだけでも、気持ちが前向きになります。
人と話すことは、日常にちょっとした刺激と楽しさを与えてくれる魔法のようなもの。孤独を感じる前に、自分から小さな会話のきっかけをつくってみましょう。それだけで、毎日の景色が少しずつ変わっていきます。

 

4. 自分をごきげんにする「朝の楽しみ」をつくる

「なんとなくやる気が出ない…」という日は、朝から自分を“ごきげん”にしてあげるのが効果的です。1日の始まりに小さな楽しみがあるだけで、その日が少し特別に感じられます。

たとえば

⚫︎ お気に入りのマグカップで淹れるコーヒー。
⚫︎ 窓辺で観葉植物に水をあげながら朝日を浴びる。
⚫︎ 好きな音楽をかけてゆっくり朝の支度をする。
⚫︎ 「今日は何を着ようかな」と服選びを楽しむのもおすすめ。

誰かに会う予定がなくても、自分のためにちょっとおしゃれをすると、不思議と心もシャキッとします。どれも数分でできることですが、気持ちがふわっと明るくなります。
毎朝“自分のためだけに用意されたご褒美時間”をつくってみましょう。
気持ちが整うと、1日がスムーズに流れていきます。

 

5. 「やらなきゃ」より「やってみたい」を大切に

60代になると、「あれもやらなきゃ」「健康のためにこれもしないと…」と“義務”が増えてしまいがちです。でも、「やらなきゃ」と思えば思うほど、気持ちは重くなります。
そんなときこそ、自分に問いかけてみてください。「私は本当は、何をやってみたい?」
絵を描いてみたい、着物を着て出かけてみたい、昔好きだった音楽をまた聴いてみたい…小さな“やってみたい”が、今のあなたの心を動かす原動力になります。

⚫︎ ちょっと気になる習い事をしてみる。
⚫︎ 昔やっていた趣味をもう一度
⚫︎ノートに一生でやりたいことリストを書いてみる。
⚫︎ おしゃれな雑誌をパラパラ見る。
⚫︎素敵な手芸作品をSNSで眺めてみる。

やる気が出ないときは、無理をせず、まずは“眺めて楽しむ”でもOK。そこから「自分もやってみようかな」という気持ちが、少しずつ芽生えていきます。
60歳からの毎日は、“楽しむこと”が何よりの心の栄養。やりたいことに、遠慮せずチャレンジしてみてくださいね。

 

ゆっくりでも大丈夫。「自分のペース」で進んでいこう
60歳を過ぎて何もする気が起きないのは、決して「悪いこと」ではありません。
それはきっと、「これまでずっと頑張ってきた自分を、少し休ませてあげている」証拠。

大切なのは、焦らず、自分の心にやさしく寄り添うこと。
そして、ほんの少しずつでも「楽しさの種」をまいていくこと。
今日も、できることをひとつだけやってみましょう。
あなたの毎日が、少しずつ楽しく、明るくなりますように。

 

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