気分が沈んだ日に、やってよかった5つのこととやらないでよかった3つのこと

暮らしのヒント・雑学
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こんにちは。
60歳を過ぎると、日々の暮らしにも少し余裕が出てくる一方で、ふとした瞬間に気分が沈むことが増えた気がします。

原因はさまざまです。
誰かの言葉に傷ついたとき、思うように体が動かないとき、未来への不安がふと心に影を落としたとき…。

「理由ははっきりしないけど、なんだか気分がどんよりしている」
そんな“落ち込みの波”は、年齢に関係なくやってくるものです。

でも、私自身の経験から言えるのは、その気分と無理に戦わないことが大切だということ。
少し工夫すれば、気持ちは自然と軽くなっていくものです。

今回は、私が試してきた「落ち込んだ日こそやってよかった気分転換法」と、逆に「やってはいけなかったこと」~60代からの“気分リセット術”~ご紹介します。

 

気分が落ちた日、私が実際にやってよかったこと

① とにかく歩く!ウォーキングで気持ちを切り替える

何もやる気が起きないときほど、外に出て歩くようにしています。
最初の数分は重たい気持ちのままですが、空を見たり、風を感じたり、草花に目を向けたりするうちに、心が少しずつ緩んできます。

目的地なんてなくていい。
「家から少し離れる」というだけで、頭の中のモヤモヤが整理されていくのを感じます。

お気に入りのウォーキングコースを作っておくのもおすすめです。

 

② お笑い番組を見る

落ち込んでいるときは、無理に前向きな気持ちになろうとすると逆効果。
だから私は、“強制的に笑える時間”をつくるようにしています。

お笑い番組、昔のコント、YouTubeで見られる面白いトークなど、
とにかく「考えなくても笑えるもの」が一番。

笑うと、自然に肩の力が抜けて、「まあいいか」と思えるようになるんです。

 

③ 好きなおやつやご飯を“自分のため”に作る

誰かのためではなく、“自分のためだけ”に台所に立つという行為は、思っている以上に癒しになります。

・甘さ控えめのフルーツジャムトースト
・野菜たっぷりのスープ
・大好きなさつまいもの甘煮
・ハーブティーと、ちょっと高級なお菓子

「これを食べたら元気が出るかも」と思いながら丁寧に作るその時間が、
もう立派な“気分転換”です。

 

④ 思い切って「まったりする日」をつくる

「今日はもうがんばらない」と決めて、
1日中パジャマのまま、ゴロゴロ過ごすこともあります。

罪悪感が湧きそうになりますが、
“疲れているからこそ、落ち込む”ことも多いのです。

そんな日は、無理に何かをしようとせず、
好きな本、好きなドラマ、ぬくもりのあるブランケットで自分を包んであげます。

「まったりすること」が、私にとってのエネルギーチャージ。

 

⑤ 好きな曲を聴く・口ずさむ

音楽の力って、すごいですよね。
何十年も前に聴いていた曲が、不思議と今の自分を慰めてくれたりします。

私は、昔よく聴いていたフォークソングやピアノのインストゥルメンタルを流します。
歌える曲なら、小さな声で口ずさむと、気持ちがすーっと軽くなっていくのを感じます。

音楽は、言葉を超えて心に届く“魔法”だと思っています。

 

⑥ 誰かに話す・聞いてもらう

最後にいちばん大きいのは、**「話すこと」**です。

誰かに「実はちょっと落ち込んでてね」と言うだけでも、不思議と楽になります。
相手に解決してもらう必要はありません。
ただ「うんうん」と聞いてもらえるだけで、安心するんです。

私は、信頼している友人や、たまに娘にも「ちょっと話していい?」とLINEで送ったりします。
気をつかわずに話せる人がひとりいるだけで、心はぐっと軽くなりますよ。

 

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 逆効果だった…「落ち込んだ日にやってはいけなかったこと」

私自身が実際にやってみて、
「これは余計に落ち込んだな」と感じたこともあります。

心が疲れているときは、無理にがんばらないことも大切なんですよね。

 

クヨクヨ同じことを考え続ける

「どうしてあんなこと言っちゃったんだろう」
「私が悪かったのかな」「これからどうすれば…」

考えれば考えるほど、ぐるぐると思考が深みにハマってしまいます。
そんなときは、意識的に**「思考を止める」**こと。

「いったんこの話は明日にしよう」とメモ帳に書いて、頭から追い出すようにしています。

 

じっとしすぎる

落ち込んでいるときに何もせず、
ただソファに沈み込んでいると、かえって気持ちが重たくなってしまいます。

ほんの少しでもいいので、身体を動かすことが大事。
水を飲む、カーテンを開ける、部屋を一ヶ所だけ片づける。
「1ミリでも動く」ことが、次の元気につながります。

 

無理に元気になろうとする

これは意外に落とし穴でした。

元気な人の言葉を聞いて「自分も頑張らなきゃ」と無理に笑おうとしたり、
ポジティブ思考を押しつけてしまうと、かえって落ち込みが深くなることがあります。

「今日はちょっと元気がない日なんだ」と認めてあげること。
それだけで、心がほっとするんです。

 

まとめ:気分は“動かす”より“寄り添う”

60代になってから、私が気づいたのは、
気分の浮き沈みは**「治すもの」ではなく、「付き合っていくもの」**だということ。

落ち込んでいる自分を責めず、
あたたかいお茶を入れて、やさしい音楽を流して、
少しずつ心を解いていく。

それだけで、いつの間にか「ちょっと元気」が戻ってくることもあります。

 

☕最後に

もし今、少し落ち込んでいる方がいたら、
この中からひとつでも試してみていただけたら嬉しいです。

大丈夫。元気は、またちゃんと戻ってきます。
今日の自分にやさしく、明日の自分を信じて。
そんなふうに、毎日を乗り越えていけたらいいですね。

 

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