「6月ごろから、ずっと体がだるい」「階段を登るだけで息が切れる」――今年、そんな声をよく耳にしませんか?私自身も例外ではなく、朝から何をするにもエンジンがかからず、「夏バテ?」と思っていました。ところが調べてみると、今年の気候が私たちの体に大きな負担をかけていることが分かりました。
今年の気候は“だるさ”を招きやすい
2025年の6月以降、日本列島は例年以上に体調を崩しやすい気象条件が続きました。
- 6月:梅雨前線や湿った空気の影響で蒸し暑い日が多く、後半は真夏のような暑さに。湿度と暑さが同時に押し寄せました。
- 7月:全国平均気温は平年より+2.89℃と、観測史上もっとも暑い7月に。北日本では+4.5℃という異例の高温でした。
- 8月:各地で40℃近い猛暑日が連発。夜も気温が下がらず、寝苦しさから疲労が取れない日が続きました。
このような「高温+高湿度+気温差の激しさ」は、自律神経を乱し、体温調節機能に大きな負担をかけます。その結果、疲労感や倦怠感、頭痛、やる気の低下などの症状が出やすくなるのです。
気候とだるさの関係
湿度による熱のこもり
湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもります。熱を逃がそうと体は必死に働き、余計なエネルギーを消耗します。
気圧変化で自律神経が乱れる
梅雨や台風の時期は気圧が頻繁に上下します。自律神経が対応しきれず、だるさ・眠気・頭痛が起きやすくなります。
熱帯夜による睡眠の質低下
夜間の気温が25℃以上だと、深い睡眠が妨げられます。寝ても疲れが取れない原因に。
日照不足や急な日差し
梅雨時期の曇天続きでセロトニン分泌が減り、その後の強い日差しで体が急激に疲れます。
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2025年 夏のだるさ回復方法|3本柱
今年のような気候で溜まった疲れは、「休むだけ」ではなかなか取れません。ポイントは自律神経の回復・睡眠の質の向上・栄養補給の3本柱です。
1. 自律神経を整える
- 朝の光浴び:起床後すぐにカーテンを開け、2〜3分でも日光を浴びる。
- 温冷交代浴:夜、ぬるめのお湯(38〜40℃)に5分入り、その後足首に10秒冷水。2〜3回繰り返す。
- 深呼吸法(4-7-8呼吸):4秒吸う→7秒止める→8秒吐く。リラックス神経が働く。
2. 睡眠の質を底上げする
- 冷房28℃前後で弱運転のまま夜通し使用し、熱ストレスを防ぐ。
- 就寝1時間前からスマホ・PCを見ない。
- 枕元に水分を置き、夜中の脱水を予防。
3. 栄養でエネルギー代謝を助ける
- たんぱく質:筋肉・免疫の材料(卵、鶏胸肉、魚、大豆)。
- ビタミンB群:糖質をエネルギーに変える(豚肉、納豆、卵)。
- 鉄分+ビタミンC:酸素運搬力を高める(レバー、あさり、赤身肉+野菜)。
1日の回復ルーティン例
朝
- 日光を浴びる
- 常温の水200ml
- 軽いストレッチ
- たんぱく質を含む朝食
昼
- 涼しい室内で15〜20分の昼寝
- 水分+塩分補給
夕方
- 軽い筋トレや散歩で血流促進
夜
- 温冷交代浴
- 就寝前は静かな時間を過ごす
まとめ
今年の夏のだるさは、単なる「気のせい」や「年齢のせい」ではなく、気候が大きく関わっています。湿度と暑さ、気圧変化、睡眠の質低下が重なり、多くの人が同じような不調を感じています。
大切なのは、「今の自分の体は例年より疲れている」という事実を受け止め、無理をせず回復優先の生活に切り替えること。朝の光、日中の軽い運動、夜の温冷交代浴。この3つを組み込むだけでも、1週間ほどで体の軽さを実感できる方が多いです。
だるさは我慢するものではなく、整えて回復させるもの。この夏を少しでも快適に過ごすために、ぜひ今日から取り入れてみてください。
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