60歳を迎えると、これまでの人生を振り返る機会が増えてきます。
「自分の経験を文章に残してみたい」
「家族や友人に、自分の歩んできた道を伝えたい」
「自叙伝を書くなんて特別な人だけのもの?」
そう思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、自叙伝は誰にでも書けるもの です。華やかな経歴がなくても、どんな人生にも物語があり、誰かにとっては貴重な記録になります。
そこで今回は、60歳から始める「プチ自叙伝」の書き方 をご紹介します!
自叙伝を書くメリット|なぜ「人生を文章にする」のか?
自分の人生を文章に残すことには、さまざまなメリットがあります。
自叙伝を書くメリット
⚫︎ 自分自身を深く理解できる
過去を振り返ることで、「なぜこの選択をしたのか?」「どんな価値観で生きてきたのか?」 など、改めて自分を見つめ直すことができます。
⚫︎ 家族や子どもに、人生の記録を残せる
自分の経験や考え方を文章にすることで、家族や子どもに「どんな人生を歩んできたのか」を伝えることができます。
⚫︎ 老後の楽しみが増える
文章を書くことは、脳の活性化にもつながり、ボケ防止にも効果的! また、書くこと自体が楽しくなり、「今日はどのエピソードを書こう?」と日々の楽しみが増えます。
⚫︎ 人生の経験が誰かの役に立つことも
あなたが乗り越えてきたこと、経験してきたことは、きっと誰かの心に響くものがあります。 「自分の話なんて大したことない」と思わずに、誰かの励みになるかもしれないと考えてみましょう。
何を書けばいい?自叙伝のテーマを決める
自叙伝を書くとき、「何を書けばいいの?」と悩むことがあるかもしれません。そんなときは、以下のようなテーマを考えてみると書きやすくなります。
自分の人生の節目
幼少期の思い出
学生時代の出来事
結婚や出産、家族との時間
仕事での経験や転機
旅行や趣味での思い出
人生の転機や、大きな選択をしたとき
「あのときの決断が、今の自分を作った」
「もし別の道を選んでいたら?」
「人生で一番の挑戦は?」
自分が大切にしてきた価値観や生き方
大切にしている言葉や座右の銘
人生で学んだこと
若い頃の自分に伝えたいこと
楽しかったこと・つらかったこと
「一番幸せだった瞬間」
「忘れられない思い出」
「人生で一番苦労したこと、それをどう乗り越えたか」
このように、人生の中で大切な出来事や、自分の想いを振り返ることから始めてみると、書きやすくなります。
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文章の書き方|簡単に書き始めるコツ
「文章を書くのは苦手…」「うまくまとめられるか不安…」という方も大丈夫!
自叙伝は、プロの作家のように上手に書く必要はありません。 思い出を素直に書くだけで、自分らしい文章になります。
まずはメモから始める
いきなり長い文章を書こうとすると大変なので、「思い出メモ」を作ることから始めましょう!
例えば、以下のように、出来事を簡単に書き出してみると、後でまとめやすくなります。
学生時代の思い出
中学時代に好きだった科目は?
初めてできた親友とのエピソード
部活やクラブ活動で頑張ったこと
仕事や結婚生活について
初めての仕事で失敗したこと
結婚して変わったこと、嬉しかったこと
子どもが生まれたときの気持ち
人生で学んだこと
「あのときの選択が、今の私を作った」
「この一言が、人生の支えになった」
書き出したメモをもとに、少しずつエピソードをふくらませていけばOK!
文章の形にこだわらない
「きちんとした文章を書かなくては…」と思うと、なかなか進みません。
⚫︎ 話し言葉のまま書く → 文章にしやすく、読みやすい
⚫︎ 日記のように短い文章でもOK → 続けやすい
⚫︎ 昔の写真を見ながら書く → 記憶がよみがえり、書きやすくなる
自叙伝は、自分のために書くものなので、自由なスタイルで書くことが大切!
どこに残す?自叙伝の保存方法
書いた自叙伝を、どこに残すかも大切なポイント。
自叙伝の残し方
⚫︎ ノートや手帳に手書きでまとめる
手書きは、温かみがあって良いですが、紛失しやすいので注意!
⚫︎ パソコンやスマホでデジタル保存
ワードやメモ帳アプリを使えば、手軽に書けて、修正も簡単。
⚫︎ ブログやSNSで発信してみる
家族や友人と共有したいなら、ブログやSNSで発信するのもおすすめ!
⚫︎ 本にしてみる(自費出版や電子書籍)
「本にしてみたい!」という場合は、自費出版やKindleでの電子書籍化も可能。
「文章を書くのが楽しくなってきた!」という方は、自分の物語を一冊の本にするのも素敵な記念になります。

🌱まとめ
⚫︎ 自叙伝を書くと、自分の人生を振り返り、家族に記録を残せる
⚫︎ まずは「思い出メモ」を作り、エピソードを整理する
⚫︎ 文章の形にこだわらず、話し言葉で自由に書いてOK!
⚫︎ ノート・パソコン・ブログなど、好きな形で残してみる
「人生を文章にする」ことは、自分自身を深く知るきっかけにもなります。
まずは、今日の出来事や思い出を少しだけ書いてみませんか?
60歳からのプチ自叙伝、あなたの人生の物語をぜひ形にしてみましょう。
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