60代になってから、ふとした瞬間に心がざわつくことが増えました。
「この先、どうなるんだろう」
「今は元気だけど、いつまで自分らしく暮らせるのかな」
「お金、健康、人間関係…本当にこのままでいいの?」
そんな“漠然とした不安”が、洗濯物をたたんでいるとき、静かな夜のひととき、誰かの言葉をきっかけに、突然押し寄せてくることがあります。
でも、私たちの人生は、もうすでにたくさんのことを乗り越えてきました。
だからきっと、これからも大丈夫。そう思えるようになるまでに、私が実践してきた心の持ち方を、今日は少しだけご紹介したいと思います。
不安はどこからやってくるの?
未来のことが不安になるのは、ごく自然なことです。特に60代に入ると、生活の節目がいくつも重なってきます。
体力や記憶力の低下に気づいたとき
子どもが独立して、暮らしにぽっかり穴が空いたようなとき
友人や家族との関係に変化があったとき
年金や老後資金の話を耳にしたとき
社会や時代のスピードについていけないと感じたとき
こうした出来事は、心に小さな波を立てます。
「私はこの先、ちゃんとやっていけるのかな?」
そんな気持ちになるのも無理はありません。
不安を軽くする“心を整える5つの習慣”
不安はゼロにはできません。
でも、不安と“上手につき合う”ことはできます。私が日々の暮らしの中で実践している、心の整え方をご紹介します。
60代に入ってから、ふとした瞬間に未来が不安になることがあります。
「このまま年を重ねていって、私の暮らしは大丈夫だろうか」「健康は?お金は?人との関わりは?」
若い頃にはなかった“漠然とした不安”が、じわりと心に広がるのがこの年代の特徴なのかもしれません。
未来は見えないからこそ、不安になるのは当然です。
でも、その不安に飲み込まれてしまうのではなく、“少しでも心を整える方法”を持っているだけで、過ごし方が変わってきます。
今日は、私が日々の暮らしの中で見つけた「不安を軽くする5つの心の習慣」をご紹介します。
1. 「未来」より「今日1日」を丁寧に生きる
不安は、まだ起きていない未来のことに意識が向いている時に強くなります。
「もし病気になったら」「老後の資金が足りなかったら」など、“まだ起きていないこと”を想像しては、心配が膨らんでいく。
そんな時こそ、あえて「今日1日」を意識するようにしています。
朝起きて、白湯を飲んで、洗濯物を干して、ベランダのミニトマトが赤くなっていたら少し嬉しくなる。
未来に目を向けすぎず、いま自分の目の前にある暮らしを、少しだけ丁寧に味わう。
「今日を大切にした分だけ、明日はきっと悪くない」——そんな気持ちが、少しずつ未来への安心を作ってくれるのだと思います。
2. 「ひとりの時間」で気持ちを言葉にしてみる
60代になると、誰かに不安をそのまま話すことが難しくなる時があります。
心配を口にすることで、逆に気を遣わせたり、弱さを見せてしまうのが怖かったり。
だから私は、ノートに自分の気持ちを書き出す“ひとりの時間”を大切にしています。
何が不安なのか、何が自分をザワつかせているのか、書いてみると少し冷静に見つめ直すことができるのです。
文字にすることで、頭の中でぐるぐるしていた気持ちが整理されていく。
「大丈夫。ちゃんと向き合えてる」と自分に声をかけてあげる時間でもあります。
3. 小さな“楽しみ”を暮らしの中に仕込む
不安が強くなると、心が固くなってしまいます。
そんな時ほど、意識して“楽しみの種”を暮らしの中にまいておくことが大事です。
たとえば、朝お気に入りのマグカップでコーヒーを飲むこと。
図書館で読みたい本を予約しておくこと。スーパーで季節限定のお菓子を買ってみること。
「これをするのがちょっと楽しみ」と思える小さな予定があるだけで、心に余白が生まれます。
豪華なことをしなくても、ちょっとした“わくわく”が明日を照らしてくれる。
これが、未来への不安をやわらげる優しい処方箋になるのです。
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4. 情報を減らし、“自分の感じ方”を優先する
ニュースやSNSを見ていると、不安な情報がどんどん目に入ってきます。
災害、物価高、戦争、詐欺の話…つい「この先どうなってしまうの?」と気が重くなってしまう。
そんな時は、思い切って“情報を断つ時間”を作ります。
テレビを消し、スマホを閉じ、外の空気を吸う。鳥の声や風の音を聞く。
自分の五感を使って、世界を感じる。
“自分がどう感じるか”を大切にしていくと、不安の正体が「世の中の空気」から来ていたことに気づくことがあります。
たまには情報を遮断して、“自分の感じ方”を取り戻す時間をつくってみてください。
5. 「今できる小さなこと」に集中する
未来の不安は、コントロールできないことが多いからこそ大きくなります。
逆に、今この瞬間に自分が「できること」に意識を向けると、不思議と心が落ち着きます。
たとえば、健康が不安なら「今日10分歩いてみる」。
お金が心配なら「今週は食材を無駄にしないように献立を立てる」。
暮らしを整えたいなら「ひとつだけ引き出しを片づける」。
どんなに小さくても、「自分で決めて行動できた」という事実が、心に力をくれるのです。
未来に振り回されるのではなく、“今”に目を向けることで、不安の波はゆっくり静まっていきます。
不安は“悪いもの”じゃない
不安という気持ちは、本来「大切なことを守りたい」という心の働きから生まれるものです。
だから、無理に打ち消す必要はありません。
ただ、その不安に引きずられすぎないように、上手に付き合っていく“心の整え方”を、自分なりに持っておくことが大切だと思います。
60代は、人生のちょうど折り返しを過ぎたからこそ、「今この瞬間をどう生きるか」が未来をつくっていく時間。
誰かと比べず、自分らしいペースで、“心を軽くして生きる工夫”を見つけていきましょう。
未来を明るくするために、今できること
未来の不安は、「今の積み重ね」が少しずつやわらげてくれます。
お金のことは、できることから小さく節約を始める
健康のことは、無理せず歩くことや食事に気をつける
心のことは、自分にやさしく、小さな喜びを感じる工夫をする
未来のことを全部完璧に整えようとするのではなく、「今日の自分にできること」を大切にすればいい。私はそう思うようになりました。
不安があるからこそ、今日をていねいに生きる
60代は、何かと「変化」の多い年代です。
だからこそ、不安を感じるのは当たり前。
でも、振り返ってみると、人生には何度も不安な時期があって、それでもこうして乗り越えてきた自分がいます。
未来が見えない時こそ、今日をていねいに生きてみる。
その積み重ねが、きっと明日を安心に変えてくれます。
「大丈夫。私は私のペースで、生きていけばいい」
そんなふうに、自分に声をかけてあげることが、今の私のいちばんの“心の持ち方”です。
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