5月の光に誘われて。早起きが得意になった私が贈る「朝活・散歩」のススメ

暮らしを楽しむ

「少し前までは、布団の温もりが恋しくてたまらなかったはずなのに。 5月の柔らかな光がカーテンの隙間から差し込むと、今では自然と体が起き上がります。

かつては『早起き』が義務のように感じられたこともありましたが、今の私にとって、それは一日の中で最も贅沢な自分時間。まだ街が寝静まっているうちに玄関を開けると、そこには日中の暑さを忘れるような、ひんやりと瑞々しい空気が待っています。

この春、日記を彩ってくれたたくさんの花たちの面影を追いかけながら、初夏の気配を探しに。 今回は、早起きが得意になった今だからこそ味わえる、私の『朝活・散歩』の楽しみ方をお届けします。」

 

2. 街角で見つける、季節のバトンタッチ

ふとスマートフォンの写真フォルダをさかのぼると、そこには春の面影が色鮮やかに残っています。 ついこの間まで、私は夢中で桜の淡いピンクや、背比べをするようなチューリップたちにシャッターを切っていました。日記を見返すたび、あの華やかな季節の興奮が昨日のことのように思い出されます。

けれど、今の道端は、もう次の主役たちへバトンが渡されているようです。 あんなに賑やかだった春の花たちは静かに姿を消し、代わりに目を引くのは、鮮やかなツツジや、細い茎の先でゆらゆらと揺れるオレンジ色のナガミヒナゲシ。どこかの生垣からは、甘いジャスミンの香りがふわりと漂ってきます。

「今日はどこへ行こう」なんて決めなくてもいい。 ただ、目に入った「花の色」を追いかけて、右へ左へ。そんな風に季節の移ろいを探しながら歩くのが、今の私の一番の楽しみです。

 

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3. 五感を研ぎ澄ます「朝の自分時間」

朝の散歩がこれほど心地よいのは、空気が「真っさら」だからかもしれません。 日中のじりじりとした暑さとは無縁の、透き通った光。大きく深呼吸をすると、まだ少しひんやりとした空気が胸いっぱいに広がり、眠っていた体がゆっくりと目覚めていくのがわかります。

お気に入りの花を見つけたら、立ち止まってスマホを向けます。 日記に残すための「今日の一枚」を丁寧に撮る瞬間。ファインダー越しに朝露に濡れた花びらを見つめていると、心がすーっと整っていくような、不思議な充足感に包まれます。

誰にも邪魔されない、自分だけの静かな時間。 このひとときがあるだけで、その後の慌ただしい一日を、驚くほど穏やかな気持ちで始められるのです。

 

4. 散歩のあとの小さなお楽しみ

心地よく体を動かしたあと、家に帰り着いてからのひとときも、私にとっては欠かせない「朝活」の一部です。

まずは、火照った体に冷たいお水を一杯。それからお湯を沸かし、ゆっくりとコーヒーを淹れます。部屋に広がる香ばしい香りに包まれながら、今歩いてきたばかりの朝の余韻に浸るのが、何よりも贅沢な時間です。

一息ついたら、スマホを取り出して今日撮ったばかりの写真を見返す時間。 「見て、今日の花、すごく綺麗だったよ」なんて家族に写真を見せて会話をしたり、お気に入りの一枚を日記に残したり。そうして朝の感動を誰かと分かち合ったり、記録に留めたりすることで、幸せが二倍になるような気がします。

日記を書くときにぜひおすすめしたいのが、1ページに数年分の「今日」を記録できる連用日記のようなスタイルです。 去年の今日、あるいは2年前の今日。ページをめくると「あ、去年の今頃はもうあの花が咲いていたんだな」と、過去の自分からの便りが届いたような気持ちになります。

「そろそろあの花も咲く頃かな?」 そんな風に、昨日の自分や去年の自分と手を取り合いながら季節を待てるのは、コツコツと日記を続けてきたからこそ味わえる、最高のご褒美です。

 

後書き

「春に撮り溜めた写真を見返すと、あんなに愛おしかった花たちも、今は静かに緑の葉へとバトンを渡しています。季節はこうして、私たちが寝ている間にも少しずつ歩みを進めているようです。

かつての私なら気づかずに通り過ぎていた、道端の小さな変化。 早起きが得意になったことで手に入れたのは、そんなささやかな『季節の特等席』だったのかもしれません。

明日の朝も、きっと素敵な光が待っています。 あなたも、まだ少しひんやりとした空気を吸い込みに、一歩外へ踏み出してみませんか?」

 

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