雨の日の鼻炎やつらさに。60代から始めたい「耳もみ」と「はと麦茶」で整える自律神経

食事と健康

ようやく春の陽気に慣れてきたと思ったら、もうすぐ梅雨の足音が聞こえてくる季節ですね。 実は私、晴れた日の花粉よりも、雨の日のほうが鼻がムズムズしたり、体が重だるくなったりして困っていました。「雨の日なのになぜ?」と不思議に思っていたのですが、どうやらこれ、自律神経の乱れが関係しているようです。

特に60代の私たちの体にとって、急な気温の上昇や湿度の変化は大きな負担。本格的な梅雨が来る前に、今からできる「備え」を一緒に始めてみませんか?

 

なぜ雨の日に「鼻ムズムズ」や「だるさ」が出るの?

雨が降る前後は気圧が大きく変化します。すると、体内の自律神経がバランスを崩し、鼻の粘膜が腫れたり、倦怠感を感じやすくなったりします。いわば「体が一生懸命、外の変化についていこうとして疲れている状態」なのです。

この乱れを整えるために、今日から取り入れられる2つの知恵をご紹介します。

 

2. 耳をほぐして気圧の変化に強く!「耳もみ」の魔法

自律神経を整えるのに、実は「耳」が大きな鍵を握っているのをご存知ですか?内耳(耳の奥)には気圧を感じ取るセンサーがあり、ここをほぐすと自律神経のスイッチが入りやすくなります。

【かんたん耳もみのやり方】

  1. 引っ張る: 両耳の真ん中を横に、上部を上に、下部を下に、それぞれ5秒ずつじわ〜っと引っ張ります。

  2. 回す: 耳の真ん中を持って、後ろ側にゆっくり5回、円を描くように回します。

  3. 包む: 耳をパタンと折り曲げて5秒キープしたり、手のひら全体で耳を覆って温めるのも効果的です。

テレビを見ながらでもできる「耳もみ」。耳周りがポカポカしてくると、鼻の通りもスッと楽になることがありますよ。

 

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体の「湿気」を追い出す「はと麦茶」の力

梅雨時期は体の中にも「湿気(余分な水分)」が溜まりがち。これがむくみやだるさの原因になります。

そこでおすすめなのが、香ばしい**「はと麦茶」**です。 はと麦は、古くから漢方(ヨクイニン)としても親しまれてきた食材。

  • 利尿作用: 余分な水分を外へ出し、体の「重だるさ」をスッキリさせてくれます。

  • 美肌効果: お肌のターンオーバーを助けるので、肌トラブルが気になる世代には嬉しいおまけ付きです。

冷たい飲み物は胃腸を冷やして自律神経を乱すので、ぜひ「常温」か「温かいもの」をゆっくり味わってみてください。

 

軽い運動で「じわっと汗」をかく

家の中に閉じこもりがちになると、汗腺が休んでしまい、体温調節がうまくいかなくなります。 雨の合間の晴れた日には、10分だけでも外を歩いてみましょう。深く呼吸をしながら歩くことで、副交感神経が優位になり、夜の眠りの質もぐんと上がります。

 

夜の過ごし方で「翌朝の体」が変わる

自律神経を整える最大のポイントは、夜の間に「交感神経(活動モード)」から「副交感神経(リラックスモード)」へスムーズにバトンタッチすることです。特に梅雨時は、この切り替えがうまくいかず眠りが浅くなりがち。翌朝をスッキリ迎えるための3つの夜習慣を深掘りしてみましょう。

「39度〜40度」のぬるめ入浴でスイッチを切る

「熱いお風呂に入らないと疲れが取れない」と思っていませんか? 実は、42度を超える熱いお湯は交感神経を刺激して体を興奮させてしまいます。

  • 理想はぬるめ: 39度〜40度のぬるめのお湯に10分〜15分、じんわり汗をかく程度に浸かるのがベストです。

  • なぜ「ぬるめ」?: 副交感神経が優位になり、血管が広がって血行が良くなります。お風呂上がりに体温がゆっくり下がっていく過程で、自然で深い眠りへと導かれます。

  • 梅雨の工夫: お気に入りの入浴剤や、ひとつかみの「天然塩」を入れると、発汗が促されて体内の余分な湿気が抜けやすくなりますよ。

     

    寝る1時間前の「デジタルデトックス」

    寝る前のスマホ」は、想像以上に脳を疲れさせます。

    光の刺激: スマホから出るブルーライトは、脳に「今は昼間だ!」と勘違いさせてしまいます。すると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が止まり、自律神経がパニックを起こしてしまいます。

  • 情報の刺激: 夜にニュースやSNSを見ると、脳が情報を処理しようとしてフル回転してしまいます。

  • おすすめの過ごし方: 寝る1時間前にはスマホを充電器に置き、部屋の照明を少し落としてみてください。これだけで、翌朝の頭の重さが驚くほど軽くなるはずです。

 心を「除湿」する、雨の日の楽しみ

外がジメジメしていると、気持ちまで沈んでしまいがちですよね。精神的なストレスは自律神経の最大の敵です。そこで、あえて「雨の日だからこそできる楽しみ」を準備しておきましょう。

  • 香りの力: 好きな香りのハーブティー(カモモミールなど)を淹れたり、アロマを焚いたり。嗅覚は脳にダイレクトに働きかけ、一瞬でリラックス状態を作ってくれます。

  • 音の癒やし: 雨音をBGMに、読みたかった本を数ページだけめくる。あるいは、懐かしい音楽に耳を傾ける。

  • 自分だけのリスト: 「雨が降ったらあの美味しいお茶を飲もう」「あの映画を観よう」と決めておくだけで、憂鬱だった雨空が「自分をいたわる特別な時間」に変わります。

 

 

まとめ:頑張りすぎない「養生」を

「なんだか今日はおかしいな」と思ったら、それは体が「休んでね」と言っているサインです。 完璧にやろうとせず、温かいはと麦茶を飲んで、耳を優しくもみほぐす。そんな自分をいたわる時間を持つことこそが、梅雨を軽やかに乗り切る一番の秘訣かもしれません。

今年の梅雨は、心も体も「除湿」して、お互い健やかに過ごしていきましょう。

 

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