冬の野菜で免疫力アップ!簡単スープと鍋レシピ
冬になると、体が冷えやすくなり、風邪をひいたり、なんとなく疲れが抜けにくくなったりします。
「最近、寒さのせいか調子がいまひとつ…」そんなときこそ、毎日の食事で体を整えるチャンスです。
薬やサプリに頼る前に、旬の“冬野菜”をしっかり食べることで、体の中から温まり、自然と免疫力が高まります。
冬野菜は、寒さに負けないように栄養をぎゅっと蓄えた“自然のサプリメント”。
その力をおいしくいただけるのが、スープや鍋料理です。
今回は、60代からの体にやさしい「簡単スープ&鍋レシピ」と、免疫力アップのコツをご紹介します。
冬の野菜が免疫力を高める理由
冬野菜には、寒さに負けない栄養がたっぷり詰まっています。
白菜や大根、ねぎなどの根菜類は、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、加熱しても栄養が壊れにくいのが特徴です。
これらの野菜を温かい料理にすると、胃腸が温まり、血流も良くなります。
体がぽかぽかと温まると、免疫細胞が活発に働き、風邪や感染症への抵抗力が自然と高まるのです。
特に冬の野菜には、こんな特徴があります:
ビタミンC・E → 免疫力を強化
食物繊維 → 腸内環境を整える
カリウム → 余分な塩分を排出し、血圧を安定
植物性ポリフェノール → 抗酸化作用で老化予防
つまり、旬の野菜をおいしく食べることは「免疫力アップ+アンチエイジング」の両方に役立つのです。
60代におすすめ!免疫力アップ食材ベスト5
① ねぎ
体を温め、風邪予防に効果的。加熱することで甘みが増し、胃にもやさしい食材です。
② 大根
消化を助ける酵素が含まれており、疲れた胃をリセット。煮るとやさしい甘みが広がります。
③ かぼちゃ
βカロテンとビタミンEが豊富。体の内側から免疫をサポートしてくれます。
④ しょうが
血流を促進し、体の芯から温めます。すりおろしてスープや鍋に加えると風味もアップ。
⑤ 白菜
水分と食物繊維がたっぷりで、腸内環境を整えます。どんな味付けにも合う万能野菜です。

これらの野菜をバランスよく取り入れることで、寒い季節を元気に乗り切ることができます。
体を温める簡単スープレシピ3選
しょうが香る「根菜たっぷりスープ」
寒い朝におすすめの体が温まるスープ。
【材料】大根・人参・ごぼう・しょうが・味噌・だし
【作り方】
野菜を一口大に切り、軽く炒める。
だしを加えて15分ほど煮る。
味噌を溶き、最後にすりおろししょうがを加える。
根菜の旨味としょうがの香りが絶妙で、体の中からぽかぽかしてきます。
ブロッコリーと豆乳のやさしいクリームスープ
胃にも心にもやさしい、まろやかな一品。
【材料】ブロッコリー・玉ねぎ・豆乳・バター・塩こしょう
【作り方】
野菜を柔らかく煮る。
ミキサーでなめらかにし、豆乳を加える。
バターで風味をつけて仕上げる。
ブロッコリーのビタミンCと豆乳のたんぱく質が、免疫力を底上げしてくれます。
和風かぼちゃポタージュ
ほっとする甘さがうれしい和風仕立て。
【材料】かぼちゃ・だし汁・みりん・しょうゆ・牛乳
【作り方】
かぼちゃを煮てつぶす。
だしと調味料を加えて温め、牛乳でのばす。
塩で味を調えたら完成。
ほんのり和風の味つけで、飽きずに毎日でも楽しめます。

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家族で囲む「免疫力アップ鍋」2選
白菜と鶏団子のあったか鍋
【材料】白菜・ねぎ・しいたけ・鶏ひき肉・だし汁・しょうゆ
【作り方】
鶏ひき肉にしょうがと塩を混ぜ、団子にする。
鍋に野菜とだしを入れ、団子を加えて煮込む。
最後にポン酢や柚子胡椒で味を変えて楽しむ。
鶏のたんぱく質と白菜の食物繊維で、体の中からじんわり温まります。
豆腐とブロッコリーの豆乳鍋
【材料】豆乳・白だし・豆腐・ブロッコリー・しめじ
【作り方】
鍋に豆乳と白だしを入れて温める。
材料を加えて5〜10分ほど煮込む。
仕上げに黒ごまをひとふり。
やさしい味わいで、胃に負担をかけず夜の食事にも最適です。
体を温めるちょっとした工夫
食事の前に白湯を飲むと、体が温まりやすくなる。
スープや鍋に“すりおろし生姜”や“ごま油”を加えると代謝アップ。
野菜は大きめに切ると、噛む回数が増えて満足感が高まる。
食後に軽くストレッチをすれば、血流促進&冷え予防にも。
どれも簡単ですが、積み重ねることで体がぐんと軽くなります。
まとめ:旬を味わいながら、自然に体を整える
冬の野菜は、まさに自然がくれた“体を守るごちそう”。
旬の食材をおいしく食べることで、薬に頼らず免疫力を高めることができます。
スープも鍋も、難しいレシピでなくて大丈夫。
冷蔵庫にある野菜を使って“少し温かいものを食べよう”と意識するだけで十分です。
体が温まると、心もゆるみ、笑顔が増えます。
60代からの冬の食卓に、やさしいスープと鍋を取り入れてみませんか?
おいしく食べて、寒さに負けない体で、冬を元気に過ごしましょう。
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