60代女性の夏バテ対策!猛暑に疲れない“ちょこっと養生”7つの習慣

暮らしのヒント・雑学

こんにちは。
今年の夏も、例年以上に厳しい暑さが続いていますね。
ただでさえ体力が落ちやすい60代。そんな中、朝から30度を超えるような日々が続けば、知らず知らずのうちに**“夏の疲れ”**が体と心に溜まってしまいます。

「なんとなくだるい」
「やる気が出ない」
「寝てもスッキリしない」

こんな症状に思い当たる方は、もしかすると“暑さによる内側からの疲れ”が原因かもしれません。

今日は、60代女性にこそ取り入れていただきたい、**無理なく・簡単にできる「ちょこっと養生」**をご紹介します。
夏バテする前に、“こまめなリセット”を意識して、心地よい毎日を取り戻しましょう。

 

 「養生」とは?

そもそも「養生(ようじょう)」とは、東洋医学で使われる言葉で、「体を整える日々の習慣」という意味です。
病気を治すのではなく、病気にならない体と心を保つための生活の知恵とも言えます。

特に夏は、強い日差し・冷房・寝苦しさ・食欲不振と、心身のバランスが崩れやすい季節。
そんな時こそ「少し意識を変えるだけでできる」養生を味方にしてみませんか?

 

夏の“ちょこっと養生”のすすめ 7選

1. 朝一番の「ぬるま湯」で内臓を目覚めさせる

冷たい水をごくごく飲むのは気持ちいいですが、朝一番に体が求めているのは優しい刺激です。

私は朝起きてすぐ、白湯より少し冷ましたぬるま湯(40度くらい)を1杯ゆっくり飲むようにしています。
内臓がじんわり温まり、眠っていた体が静かに目覚めるような感覚になります。

朝のぬるま湯習慣は、夏でも胃腸を冷やしすぎない「小さな養生」の代表格です。

 

 

2. 「日陰の外気浴」で体の感覚をリセット

猛暑の中、外に出るのは大変ですが、冷房の部屋にずっといるのも体がだるくなる原因です。

そんな時は、早朝か夕方の涼しい時間に、日陰で風を感じる5分を作ってみましょう。

ベランダに出て草花に水をあげたり、玄関前でうちわをあおいだり。
外の空気に少し触れることで、体の内と外の感覚が自然と整います。

無理に散歩をしなくても、「日陰で風に当たる」だけでも立派な夏の養生です。

 

3. 冷やしすぎない「お風呂」と「足湯」

夏場はシャワーで済ませがちですが、1日の疲れや汗を流すには湯船につかることが大切です。

とはいえ暑い日にはぬるめ(38~40度)のお湯に短時間つかるのがおすすめ。
そこにハッカ油を1滴垂らせば、湯上がりが驚くほど爽快になります。

夜の入浴が難しい日は、足首までの足湯もおすすめです。
冷房で冷えがちな足元を温めると、眠りの質も上がりますよ。

 

 

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4. 夏こそ「温かい飲み物」を一杯

冷たい麦茶やアイスコーヒーも良いですが、体を冷やしすぎると内臓の働きが鈍ってしまいます。

そんな時は、間に温かい飲み物(ほうじ茶・生姜湯・白湯)を1日1回取り入れてみてください。

私は昼下がりに温かい緑茶を少しだけ飲むと、体の中が“ホッ”とする感覚を覚えます。
暑い季節だからこそ、温と冷のバランスをとることが、夏の養生のコツです。

 

 

5. 冷房対策に「首・お腹・足首」を守る

冷房の風が体に直接当たると、思っている以上に体は冷えてしまいます。
特に冷えやすいのが「首・お腹・足首」の3か所。

私は、

首元にはスカーフ

お腹には薄手の腹巻き

足元にはレッグウォーマー(夏用)

など、冷えを防ぐアイテムを活用しています。

外が猛暑でも、体の内側が冷えると“だるさ”に直結します。
薄くても「1枚あると安心」という感覚で取り入れてみてください。

 

6. 夏の“お守りごはん”をストックする

食欲がないときでも、「これなら食べられる」というお気に入りの**“お守りごはん”**があると安心です。

私の例を挙げると、

梅干し+ごま+冷やし玄米粥

冷奴+すりごま+薬味

具なし味噌汁+ごはん+たくあん

少しでも栄養がとれて、消化にやさしいものを中心に。
夏は「無理して食べる」よりも、「食べたい時に、体が喜ぶものを少量ずつ」のほうが疲れが残りません。

 

 

 

7. 「今日はこれだけできた」と言ってあげる

暑さが続くと、家事もやる気が出ず、「何もしていない…」と自分を責めてしまうことがあります。

そんな時こそ、**自分をほめてあげる“ひとこと習慣”**を取り入れてみませんか?

「今日は洗濯だけできた、えらい」
「ぬるま湯を飲んだ、立派な養生」
「冷たいものを1杯控えた、がんばった」

たとえ小さなことでも、「自分を労る言葉」をかけるだけで、心の疲れがスッと軽くなります。

 

“ちょこっと養生”で夏の疲れを手放す

60代の夏は、「がんばらないこと」がいちばんの知恵かもしれません。
完全な健康を目指すより、「疲れをためない工夫」を積み重ねていく――それが、“ちょこっと養生”の本質です。

無理なく、手軽に、自分のペースで。
この夏も、自分を大切にしながら乗り越えていきましょう。

今日のあなたが、少しでもラクになりますように。

 

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